累計3,000万部突破のコミック『イタズラなKiss』(集英社)。今まで日本だけでなく、台湾・韓国でもドラマ化され、さらには舞台化、アニメ化までされた大ヒット作が、国内で17年ぶりに再ドラマ化されることとなった。IQ200の天才イケメン・入江直樹役に俳優の古川雄輝を迎え、今月29日からCS放送フジテレビTWOでスタートする。しかしネット上では、同作の根強いファンが、“初代”入江役として人気を博した柏原崇の好演を振り返り、「やっぱり入江くんは柏原」という声が多数上がっているという。
柏原は、1996年放送のドラマ『白線流し』(フジテレビ系)で一躍人気者に。さらに同年『将太の寿司』(同)で連ドラ初主演、続く『イタKiss』(テレビ朝日系)でも主演を飾る頃には、トップクラスの人気俳優にまで急成長していた。しかし現在、90年代後半~2000年代前半に比べ、露出は限りなく減ってしまっている。
「彼の“転落”のきっかけとなったのは、世間では04年12月に本人が起こした傷害事件と思われています。しかし実際は、同年6月に入籍した畑野ひろ子との交際です。畑野は当時、“芸能界の大物”のお気に入り女優だった。ところが柏原は周囲の反対を押し切り、畑野との交際を続行。こうして、大物の逆鱗に触れてしまいました。その後畑野とは、06年に離婚しています」(芸能プロ幹部)
芸能界のしきたりに囚われることなく、自分の思いを貫いた柏原。しかしその結果、彼は業界から完全に干されてしまったという。
「激怒した大物は、あの手この手で柏原の足を引っ張り、すでに放送がスタートしていた連続ドラマの出演を『ケガのため』と強引に降ろされたことまでありました。そこで見かねた中堅芸能プロ社長が、『うちで面倒を見ようか?』と、柏原と大物の仲裁役を買って出たんです」(同)
かくして事務所を移籍することとなった柏原だったが、結果的にその移籍も、決して明るい未来にはつながらなかったようだ。
「突然舞い込んだビッグネームの移籍話に、移籍先のプロダクションの関係者も完全に浮き足立ってしまったのでしょう。誰も柏原に意見することができず、またハンドリングもしてやれなかった。本人も月50万円以上の固定ギャラをもらいながら、仕事を選び放題で、やりたいこと以外は一切やらないという態度を取るように。そんな状態が何年も続き、結果的に事務所内でもお荷物扱いされるようになってしまいました」(同)
こうして人気絶頂のイケメン俳優は、表舞台からどんどん遠ざかっていった。現在までの柏原の芸能生活については、「やはり優秀なスタッフがついてやれなかったことがすべての元凶。柏原ほどの俳優を埋もれさせてしまったのは、芸能界にとっても大きな損失ですよ」(別の芸能プロ関係者)という声もある。最近、内田有紀との交際が報じられた柏原だが、今回再ドラマ化される『イタKiss』のように、俳優として再びスポットライトが当たる日は訪れるのだろうか?
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/cyzowoman_20130313_288901
─情報元:楽天womanサイト様─