2013年4月22日月曜日

女はやっぱり顔なの? 『モンスター』


誰もが振り向く絶世の美女に、女性なら誰もが憧れたことがあると思います。
でも、美人とはいえ、必ずしも幸せとは限らない……。
醜い容姿で周囲から虐げられていた主人公を演じるのは高岡早紀。特殊メイクを施してその美貌を完全に失い、悲しき運命のもとに生まれたヒロインになりきっています。
『恋するマドリ』、『東京無印女子物語』の大九明子監督が描く情念溢れるこのラブストーリーは、きっとあなたの心に突き刺さることでしょう。
 田舎町でレストランを経営する未帆(高岡早紀)は、その美貌を一目見ようと客が押し寄せるほどの“絶世の美女”。
しかし、彼女の本当の名前は「和子」。かつて、その醜い容姿から“モンスター”と呼ばれ、周囲から虐げられていた。そして、唯一優しくしてくれた同級生の英介(加藤雅也)に恋心を抱いたことである事件を起こしてしまい、町を離れることに。
その後、東京で整形手術によって美人に生まれ変わり、名前すら変えた彼女は故郷の町に帰ることに。英介への狂おしいまでの情念が蘇る――。

 誰だってチヤホヤされたいし、愛する人に認められたい……。
自分と未来を変えようとする主人公に、共感を覚える人も少なくないはず。女性なら美しさを求めるのは当然のことです。
未帆の中で「和子」が呼び起こされ、心と身体のバランスが今にも崩れそうな彼女の姿は痛々しく、突きつけられるものがあります。
あなたが本当に愛してもらいたい姿を、この映画で確かめてみてください。


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─情報元:AM「アム」サイト様─