哺乳類の赤ちゃんはお母さんの乳で育ちます。これはヒトも同じ。でもヒトと牛の乳では中身が違います。ヒトの乳は牛に比べて糖質が1.5倍多く、タンパク質やミネラルは約1/3しかありません。これは動物によって成長速度に差があるからといわれています。ヒトの乳が牛よりタンパク質やミネラル分が少ないのは、体の成長スピードが牛より遅いから。また、糖質が多いのは脳の発育がとても早いからです。糖質は脳や神経の発育に欠かせない成分で、タンパク質やミネラル(カルシウムやリン)は体の成長を促進する働きがあります。牛乳は子牛のためのものなので、生後12ヶ月以前のヒトの赤ちゃんが飲むには適しません。離乳期ごろからフォローアップミルクなどで、少しずつ慣らしていくようにしましょう。ちなみに、粉ミルクは牛乳から作られますが、母乳に限りなく近い成分に調整されているのでご安心を。
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http://www.meg-snow.com/fun/academy/trivia/trivia_010.html
─情報元:ミルクの雑学|雪印メグミルク株式会社サイト様─
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