2013年4月25日木曜日

サラリーマンを喰い尽くす、“タガメ女”ってナニ?


“タガメ女”という言葉をご存じだろうか。一部の人たちの間で話題になっているが、聞いたことがない男性はその女性の正体を知っておいて損はない。なぜなら無抵抗な男性を……。

 本日(4月23日)、『日本を喰い尽くすタガメ女の正体』(講談社α新書)という本が発売された。著者は深尾葉子さんという大阪大学大学院経済学研究科准教授で、私も少しお手伝いをした。

 実はこの本、発売前からすでに一部の人たちの間でかなり話題となっていた。というよりも、かなり物議を醸し出していた。

 以下は、Amazonなどに掲載された「内容紹介」である。

 タガメとは田んぼに生息してカエルの生き血を吸う昆虫。高度成長期以後、日本の各地から田園風景が消える中、タガメの魂は女性たちに宿り、無抵抗な「カエル男」を箍(タガ)にハメて搾取している。すなわち「タガメ女」は「箍女」でもある。気鋭の研究者が、自らの研究過程やゼミ生からの証言をもとに、「専業主婦」「家事手伝い」という姿で女性が現代日本を支配する特異な現象を、ユーモアを交えて実証する。

 なんだか専業主婦にケンカを売っているような内容だな、と思った人も多いのではないか。実際にこれを読んで「搾取? はあ? 専業主婦をナメんじゃないわよ!」とブチギレしている人もいるかもしれない。

 確かに、「虫」呼ばわりされて気持ちのいい人などいない。さらに「内容紹介」でもふれているように、タガメというのはかなりエグい生き物だ。

 まず土のなかに身を潜めて獲物がくるまでじっと待ち、カエルなどの獲物が近くにやってきたらガバッと飛びかかり、鎌状の前脚でガッチリと挟み込む。鋭い注射器のような嘴(くちばし)をプスっと刺す。次に、その嘴からタンパク質を溶かす消化液を注入し、トロトロになって肉をチューチューと吸う。捕食されたカエルは、最初はバタバタともがくもののやがて毒がまわったのか、大人しくなって最期には骨と皮になる――。

...続きはこちら >>
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1304/23/news019.html
─情報元:Business Media 誠サイト様─