2013年4月5日金曜日

ヤバいのは“中国猛毒食品”だけではない、日本にもある

★東北地方から流れてくる汚染食品比べればマシじゃね?


 『週刊文春』が2週にわたり「あなたが食べている中国猛毒食品」(3/28号、4/4号)と題する巻頭企画を掲載した。日本の基準をはるかに超える農薬や添加物が使用されている輸入中国産食品に関し、消費者に警鐘を鳴らす記事だ。

 厚生労働省のデータのほか、実際に記者が同国に飛び、ヤバい食品がどのような経緯で生まれたかを詳細にリポートした読み応えのある企画だ。私は一連の記事に感心すると同時に、日本国内でも同じようなヤバい食べ物があることをお伝えしたい。 


●ヤバい食品の凄まじい現実
 『週刊文春』によると、日本には中国から年間400万トンの食糧が輸入されているという。
 水産物や野菜、菓子、調味料などで、この中の多数の物品が日本の食品衛生法を違反している、というのが企画のキモ。特集では厚生労働省が摘発したリストをもとに、同誌編集部が独自調査したデータとして「活きうなぎ」「ネギトロ」のほか、「塩味えだまめ(冷凍)」など多種多様な食品が提示され、日本で検出された毒性物質が示されている。
 例えば「ネギトロ」からは大腸菌群が検出され、以下のような注意事項が添付されている。
 加工後に冷凍しても菌は死滅しないまま活動停止の状態になるという。激安の業務用スーパーや安さを売りにしたお寿司屋などに流通している。基本的には中国産の水産物を生で食べないことをお勧めする。
 「街場の屋台や安い食堂では絶対にメシを食べないし、現地の人間が食べていることを確認してから口に入れることにしている」(某商社関係者)。
 頻繁に海外出張する友人から中国の深刻な事情を聞いていた。また、近年、さまざまな食品スキャンダルが噴出する国だけに、ある程度覚悟はしていた。しかし『週刊文春』が伝えた詳細なデータは私にとっては想像以上で、背筋が寒くなった。食の安全への関心が高い読者は多いはず。記事を読み逃した向きは、ぜひバックナンバーを入手してでも読むべき内容だ。

 私の自宅の近所に、某ファストフードチェーンの大型店舗がある。過日、早朝に近くを通ったところ、店舗近くの大学に通う学生たちの会話が漏れ聞こえた。

 「コーヒー付きで◯△◯(具体的な商品名)が200円ってのは、ありがたいよね」

 「俺は週に3~4回お世話になっている」……。

 基本的に、他人の食生活のことをとやかく言うのは好きではない。だが、この何気ない会話を聞いたときも、背筋が寒くなった。なぜなら、かつて取材を通じ、このチェーンが保有する分厚い対顧客クレームマニュアルを目にしたことがあるからだ。
 安い原材料を添加物や化学調味料で加工して商品を生産するため、消費者の体質や、連続で過剰に摂取した際に健康被害が出ることを企業側は知っている。
 要するに、ワケアリであることを企業側が熟知している、という構図だったのだ。もちろん、ずさんな中国製食品と違い、このチェーンで提供されている商品は日本の基準をクリアしている。だが、企業本体が商品そのもののクレーム対応に関する膨大なデータを準備しているということ事態が、取材を通じてヤバいと直感した次第。

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http://news.livedoor.com/article/detail/7563004/
─情報元:Business Media 誠サイト様─