2013年5月24日金曜日

水をたくさん飲む美容法は間違い!? 「水毒症」の恐ろしい症状

私たちが生きていくうえで欠かせないのが”水”。人間は、食べ物がなくても2~3週間は生きられるといいますが、水を全く飲まなければ脱水症状になってしまい、4~5日で命を落とす危険があります。

今、「だったら水をたくさん飲めばいいんでしょ?」と思った人! その答え、残念ながら正解とは言えません。

■水毒症が女性に急増中
みなさんは、東洋医学に”水毒”というものがあるのをご存知ですか? 体内に余分な水分を溜めたまま排出されずにいると、それが水毒となり様々な不調を引き起こす”水毒症”は、水をたくさん飲むことで美しくなれると信じている女性に急増中なんです。
なんでも水を過剰に飲むことで、体内に溜まった水が体を冷やして代謝を悪くし、排泄機能を低下させ、より水分を溜めやすくするという悪循環が起こるという、この症状に気付いていない人が多いのだそう。
それだけではなく、日本は東南アジアに位置しているので、冬の乾燥の季節を除けば湿度が高い日が多い国ですよね? 湿度が高いと汗が出にくく、水分を体外に排出することが難しくなるので、日本女性は水毒症の危険を知っておく必要があるのです。


■水毒症の症状とは?
水分の摂取量が多いのに、1日の排泄量が極端に少ないという人は、下記のような症状が出ていませんか?

(1) 胃の辺りをたたくと、ぽちゃぽちゃと水の音がする
(2) 下腹部がぽっこりしている
(3) 下半身がむくみやすい
(4) 下まぶたがたるんでいる
(5) あごがたるんでいる
(6) 舌がぼてっとしている
(7) 片頭痛やくしゃみ、鼻水がでる
(8) 下痢や吐き気、嘔吐をすることがある
(9) 疲労感がある

これらが、水毒症の症状です。近頃は、水をたくさん飲むことで美しくなれると信じている人も多いのですが、それが不調の原因になっているとしたら、今すぐ改めるべきだと思いませんか?

次に、水毒症にならないために気を付けるべきことをまとめてみました。

■体内に水分を溜めこまないようにするためには?
摂取した水分は、体内に吸収され滞ることなく全身をめぐって順調に排出されればいいのですが、体が冷えて代謝が悪くなってしまうとそうはいきません。そうならないために大切なのは、体を温めること! ここでは、体内に水分を溜めこまないようにする方法をご紹介します。

(1) 体を温める生姜やネギ、ニンジン、カボチャなどを積極的に食べて代謝を上げる
(2) バスタイムはシャワーだけで済ませず、湯船につかる
(3) 体を芯から温めてくれる腹巻を着用する
(4) 岩盤浴やサウナで汗を流す

「もしかして不調の原因は水の飲みすぎかも?」と思った人は、これまでの水の飲み方を考え直してみてください。あまり体を動かさないときは、1時間にコップ1杯分の水を飲めば十分なんですよ。

美容と健康に良いと思って水をたくさん飲んでいた人には、衝撃だったのでは? 「無理をして水を飲んでいた」という経験がある人は、今一度自分の水の飲み方を改める必要があるのかもしれませんね。

http://www.biranger.jp/archives/70633
─情報元:美レンジャーサイト様─