2013年7月9日火曜日

男性必見! 前立腺がんのリスクで38%の違いを生む食生活、8つのポイント


男性が50才を超えると発症率がグッと上がる前立腺がん。その中には、進行の遅い比較的安全なものから、進行の早いものまでいろいろある。もちろん、注意しなければいけないのは進行の早いタイプだ。では、そのような前立腺がんにならないためには、具体的にどうすればいいか? 日常生活の中で8つの点に注意することが実際に効果的だ、と 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者は言う。

UCLAのJonsson Comprehensive Cancer Centerの研究チームは、世界がん研究基金(WCRF)が提唱する「がんにならないための生活上の8つのアドバイス」が、実際に有効かどうかを調べた。前立腺がんと診断されたばかりの白人・黒人男性(40~70才)2212人を対象にしたこの調査で、次のようなことが分かった。

「8つのアドバイス」のうち3つ以下しか守らなかったグループは、アドバイスを4つ以上守ったグループと比べて、進行の早い前立腺がんを発症するリスクが38%高くなる(「発症する」と言っても、元々がんを持っている人たちのことなので、正確には、がんが進行の早いタイプに変化する、という意味)。この調査結果は、すでに医学雑誌「Nutrition and Cancer」に発表されている。

「前立腺がんがあっても、食事などに注意していれば、そのがんをコントロールして進行が早くならないようにしておける、ということです」。こう言うのは、調査を行なった研究チームのリーダー、Lenore Arab氏だ。

さて、肝心な「8つのアドバイス」だが、それは以下の通り。


  • 無駄な体重をできるだけ減らすこと(ただし、標準体重を下回らないように)
  • 毎日30分は運動すること
  • 砂糖の入った飲み物を避け、高カロリーな食べ物は制限して食べること
  • さまざまな種類の野菜、果物、全粒穀物、豆類を多く取ること
  • 牛肉、豚肉、羊肉といった赤肉は制限して食べること。また、加工肉は食べないこと
  • アルコールは飲まない方が良いが、飲むなら、女性の場合1日1杯程度、男性の場合1日2杯程度
  • 塩分を控えた食事
  • がんに良いというサプリメントを飲まないこと


http://irorio.jp/sophokles/20130707/67945/
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