筋道にもいろいろあります。論理の筋、人情の筋、社会の筋、法的な筋、企業の筋――等々、観点によって千差万別だと言えます。ここでは、子供や若者の筋道と、成人し経験豊富な大人の筋道との相違について考えてみましょう。そして男らしい自分の筋道を立てて生きる方法についても。
青年の純粋さと未熟さ
子供の感じる筋道は単純です。自分の五欲が中心で、最大の庇護者が親ですから、それに味方するものが善で、それを妨げるものが悪です。子供は純真だと言いますが、他者の痛みを理解できない段階の子供はとても残酷です。いじめはそこから起こります。個体維持本能のかたまりだととらえて、大体間違いないでしょう。
青年になると社会性が出てきて、最大多数の最大幸福的な倫理観も持つようになりますし、権利・義務の意識や、奉仕の喜びなどにも目覚めてきます。でも性欲・食欲などは非常に盛んなので、得てしてそれに振り回されがちです。
論理も単調で純粋な反面、未熟なせいで思い込みに走って他と敵対しやすい世代だと言えましょう。甘えも目立ちます。権利を主張し義務を軽んじるきらいも見受けられます。
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