まるで「ハンマー投げ」のように、ロケットを放り投げて宇宙まで到達させよう、という斬新な技術開発プロジェクトが登場した。米国の技術ヴェンチャー企業、ハイパー・ヴィー・テクノロジーズ社が提唱する「スリンガトロン」だ。スリンガトロンの実証試験を行うため、Kickstarterでのクラウドファンディングも始まっている。
19世紀の末、コンスタンチン・ツィオルコフスキーが宇宙まで到達できるロケットの原理を発明して以来、ロケットの性能やサイズは格段に進歩したが、基本となる原理は100年以上まったく変わっていない。理論上、ロケットが地球の周回軌道に乗るためには、秒速およそ8km以上の速度が必要になる。ロケットはこの速度まで加速するため、膨大な量の燃料(液体水素・酸素や種々の固体推進薬)を搭載している。実際、現存するロケットは、その重量のほとんどが燃料で占められ、最終的に宇宙に送り込めるペイロードの重量は、打ち上げ時のロケット重量の数%にすぎない。ロケットは、まるで「膨大な燃料を打ち上げている」ようなものだ。
この問題を解決し、より多くのペイロードを宇宙へ送り込むための、ひとつの方法(そして、最も素朴な方法)は、ロケットに燃料を搭載するのではなく、何らかの方法で外部から力を加えて、ロケットを加速することだ。すなわち、ロケットを宇宙空間めがけて「放り投げて」やればよい。例えば、陸上競技のハンマー投げのように……。
この古くて新しいアイデアを本気で実現しようというのが、ハイパー・ヴィー・テクノロジーズ社が提唱する「スリンガトロン」だ。スリンガトロンの原理は、まさにハンマー投げそのもの。ハンマー投げでは、鎖をつけた重りを振り回して加速するが、スリンガトロンでは鎖の代わりに巨大な渦巻状のレールを使う。このレールの中心に物体を置き、レール全体をある周期で振動させると、物体は渦巻状のレール上を外側へ移動しながら、徐々に加速される。これは、ハンマー投げで、重りを一定の角速度で回しながら鎖の長さを徐々に長くすると、重りが加速されるのと同じ原理だ。
http://wired.jp/2013/08/03/slingatron/
4 :名無しのひみつ:2013/08/03(土) 20:23:05.42 ID:C4MXOGpm
実用化できるか?可能性は感じるが。
5 :名無しのひみつ:2013/08/03(土) 20:23:59.12 ID:bXDKSCsx
宇宙飛行士が酔いそう
17 :名無しのひみつ:2013/08/03(土) 20:49:11.00 ID:GYgr+T8H
曲線じゃ中身ぐちゃぐちゃだなぁ、燃料を打ち上げるには良いかもw
真空にして最後のせり上がり部分をヒマラヤの頂上ぐらいにすれば衝撃波は緩和されるかな
18 :名無しのひみつ:2013/08/03(土) 20:54:39.91 ID:8omaY7zF
まあ、宇宙開発は無人が主体になるって考えてるんだろ
大砲で衛星打ち上げる計画もあったな
30 :名無しのひみつ:2013/08/03(土) 21:49:20.86 ID:rWu9rlr6
遠心力分無駄になっちゃうよな。まっすぐなレールで打ち上げできないのかなぁ
999の線路みたいな感じで
42 :名無しのひみつ:2013/08/03(土) 22:29:29.34 ID:Cuas1dN+
投入エネルギーはロケットより小さくなるんだろうな?
でないと意味ないぞ
47 :名無しのひみつ:2013/08/03(土) 23:11:26.49 ID:6QIV0zZf
最大速度は地上になるよな
砂漠の真ん中か海上で打ち上げになるのかな
96 :名無しのひみつ:2013/08/04(日) 08:42:38.83 ID:Cp/RtjxO
角度ズレたら大惨事
109 :名無しのひみつ:2013/08/04(日) 15:18:22.26 ID:4LusLFFG
失敗したら発射場に落ちるてなら幾らでもやれよww
57 :名無しのひみつ:2013/08/03(土) 23:56:06.19 ID:QI3+kYiU
放り投げたあとに絶叫する機能をつけないとな
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http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1770195.html
─情報元:痛いニュース(ノ∀`)サイト様─