2014年1月7日火曜日

サムスンの株価急落、成長期はもう終わり?スマホ利益の伸び減速―中国メディア


韓国・サムスン電子の株価がここ1週間で10%下がり、過去4カ月の最低となった。1週間で時価総額160億米ドル(約1兆7000億円)分が消えたことになる。サムスン株急落の影響で韓国総合株価指数(KOSPI)は1週間で2%下落した。新浪科技が6日伝えた。

サムスンは過去2年間、世界のAndroidスマートフォン人気を背景に利益と株価が大幅に上向き、2012年に株価は50%上昇。ライバルのノキアやHTC、モトローラを蹴散らし、アップルとサムスンが対決する構図が出来上がった。

しかし世界的にAndroidスマホの販売価格が下がり続け、サムスンの売上高、利益も伸びが減速。市場シェア拡大の勢いも停滞している。

調査会社のガートナーは、サムスンの13年第3四半期の販売シェアが32.1%と、前年同期から横ばいだったため、過去2年間続いた急成長期は終わったと判断。サムスンは世界向け出荷量の4分の1を占める中国市場でも、地場メーカーに押され、苦しい戦いに直面している。

http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economy/370217/
─情報元:XINHUA.JPサイト様─