2014年2月7日金曜日

意外と知らなかった! お葬式を安くすませる方法


40代になったら考えたいお葬式の値段

 ある年齢になると、まったく葬式に出た経験がないなどということはないだろう。20歳までに喪主の経験された人とかもいるだろうが、30代後半から40代後半ぐらいが基本的に初喪主経験になるような適正年齢ではないか?
 突発的な事故であったり、長患いの末に病院でお亡くなりになったりと、死に方は様々であるが突然起こった身内の不幸に感情が伴わないまま現場は進んでいく……。葬式は一応、業者に任せるのが通例ではあるが、ここで問題なのがその値段。亡くなってからは本当にバタバタとことが進んでいく。病院側は取り敢えず、さっさと追い出す手筈を整えるし、相手が病院側の人間なのか葬儀社の関係者なのか解らないまま「アレヨアレヨ」で手筈を整えられちゃってもう引き返せないところに……。

業者の言いなりにならない

 そういう事態を避けるためにも、ある一定の年齢になったら葬儀一式の値段をネットで詳しく調べておいた方が無難である。だいたいの値段さえ把握しておくだけでかなりスムーズに進む。
 使い回しの祭壇やお花代、火葬すれば無くなってしまう棺……。「えっ!? コレってこんなにするの!?」と思うことだらけ。業者の言われるがままに話を進めてはいけないのだ。
 東京で行われる葬儀は一般的に平均価格が176万円と言われている。ちょっと変な業者につかまってしまうと250万円近くかかってしまうこともある。火葬代金、死者を運ぶ霊柩車、届け出モロモロまで全て代行してくれるからラクだなんて思ってたら、大変な金額になってしまうのだから本当に気をつけなくてはいけない。
 最近では区民葬や市民葬といったものもあるのだが、結局はなんだかんだで50万円近くはみておいた方がいい。

どう切り詰めても25万円はかかる?


 さらに安くすませたいなら、業者との最初の打ち合わせでハッキリと「お金がない」ことを告げてみよう。
 火葬場に直送にしてもらいお骨上げまで行い、業者に自分と宗派が同じお寺さんを紹介してもらい、祭壇もお花も用意してもらわず初七日までを済ませ戒名を付けていただく……。ここまで簡略化しても火葬場に運ぶお車代17,500円プラス運転手に3,000円のお礼、火葬代金立て替え含め、棺代とモロモロ届け出の代行代金として業者に80,000円~120,000円。お寺さんに戒名代含め手数料80,000〜100,000円はかかるのである。削りに削っても250,000円くらいはかかってしまう。
 本気で切り詰めたいならやってみる価値はある。だけど紹介した例は、決して死者を冒涜するものではない。お金をかけたからって死者が喜ぶものではないということ。また忘れてはいけないのは、悲しみに付け込んでくる悪質な業者もいるから、生きている自分たちを守ることが大事なのだ。
http://bucchinews.com/life/4096.html
─情報元:ブッチNEWSサイト様─