2014年7月24日木曜日

【話題】なぜ健康情報にはウソがはびこるのか?「朝食はしっかり食べろ」「歯磨きは虫歯予防」など

「まず、『朝食はしっかり食べろ』と言われますが、実は朝から重い食事をとるのは、準備運動なしに100mダッシュする ようなもの。朝はせいぜい消化にいい果物を食べる程度のほうが体にいいです。また、同じように誤解されやすい事例の 代表格が『カルシウムは牛乳で取れ』というもの。確かに牛乳にはカルシウムは含まれていますが、日本人の85%は牛乳から カルシウムを分解する消化酵素を持っていない。だから、小魚や野菜を食べたほうが断然、吸収率がいい。

あと、『コンビニサラダで野菜不足を補う』ともいいますが、コンビニのサラダは次亜塩素酸ナトリウムという消毒液や 塩素水に何度もつけて殺菌し、さらに薬の匂いを消すために繰り返し水洗いをします。そのため、店頭に並ぶ頃には ほとんど栄養素が残っていないんです」

そして、残念なことに医師が営利のためにあえてミスリードを誘っているケースもある。なかでも歯科では、誤った情報が なかば“常識”となっているという。歯科医の長尾周格氏が次のようにそのカラクリを解説する。

「歯科業界は医療業界のなかでも、特に薄利多売の商売です。なぜなら歯科医は報酬が低いから。日本の保険制度での 歯科医の診療報酬は、米国と比較すると20分の1程度。つまり、日本の歯科医は先進国のなかでも稀に見るほど報酬が 低いため、ほかの医者よりも頻繁に定期健診を患者に押し付けざるを得ないんですよ」

 歯科医を訪れる最大の原因といえば虫歯。そもそも虫歯は摂取した糖から虫歯菌が酸を作り、歯を溶かすことで起こる。 一般的には「歯磨きを丁寧にやれば虫歯は防げる」と思われているが……。

「虫歯が発生するのは小窩裂溝と呼ばれる歯ブラシでは磨けない細かな歯の溝。つまり、歯磨きは虫歯予防にならないんです。
最近は虫歯予防にプラーク(歯垢)取りやフッ素治療が推奨されていますが、これも別に予防にはならないのに『歯垢を 取れば予防になる』と余計な診療をすすめるわけです。フッ素にいたっては、アメリカではフッ素入り歯磨き粉は『毒物』 の表示が義務付けられていますし、WHOでは6歳以下のフッ素洗口を禁止しています。毒物扱いされるフッ素をそれでも 使うのは、日本の歯医者が診療を増やそうとしているからにほかなりません」

※本文より抜粋しました
http://yukan-news.ameba.jp/20140722-7504/

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