今も昔もティーンエイジの悩みの一つに「ニキビ」がありますよね。顔に出来るニキビは青春のシンボルと呼ぶ人もいますが、本人にしてみれば外見上もイヤだし、皮膚がデコボコになってしまう可能性もあるのです。
最近、テレビを観ているとニキビ解消グッズのコマーシャルが多いように感じます。色々なニキビ対策商品があるようですが、家庭で簡単に出来る解消法はないのでしょうか?
まずはニキビの原因を探ろう
ニキビは様々な要因で出来ますが、ティーンエイジに出来やすいことから、やはり皮脂が関係していることは間違いないでしょう。要は身体の脂のことですね。皮脂は若い細胞に多く分泌されることから、様々な問題が発生するのです。
皮脂はちょっとしたストレスや環境状況により、過剰に分泌されることがあります。過剰に分泌された皮脂は毛穴を詰まらせる原因にもなり、また雑菌を繁殖させてしまう原因にもなるのですね。
アクネ菌という言葉を聞いたことがあると思います。アクネ菌は過剰に溜まった皮脂の中で繁殖する菌で、皮膚の炎症を起こしニキビの原因となるのです。ニキビの原因の多くは以下の3つに含まれるのです。
- 思春期などホルモンバランスが乱れやすい時期、ストレス、疲れなどの要因で皮脂の分泌が促進されて、過剰に溜まってしまう。
- 皮脂が原因で毛穴が詰まってしまう。
- 溜まった皮脂に雑菌(アクネ菌)が増殖してしまい、皮膚の炎症を引き起こす。
ニキビ対策はアクネ菌を増殖させないことが重要
ニキビ対策で重要なことは、身体の体調を整えて、ホルモンのバランスを乱さないようにすることが重要です。しかし、ティーンエイジに規則正しい生活を求めるのも、なかなか難しいものがありますよね。
そうであれば、やはりアクネ菌の増殖を防ぐ方法を考えるのが一番かも知れません。そう「洗顔」なのです。
洗顔は顔を洗うことで、洗顔を行っていない人はいないでしょう(たまにいるかも(笑))。洗顔はニキビケアにおいて最も重要で効果もありますが、間違った洗顔を行うことで症状を悪化させることもあるようです。
今回紹介しますのは、どの家庭でもあるお茶を使用した洗顔法です。実はお茶には凄い効果があったのです。
お茶の殺菌パワーは侮れない
お茶(緑茶)には様々な効能があると言われています。最近ではカテキンがブームであり、特に脂肪燃焼効果が注目されています。このカテキンは植物由来のフラボノイドの一種であり、身体の脂肪を燃焼させてくれるのです。
しかし、カテキンにはまだ重要な働きがあるのです。それが「抗酸化作用」と「殺菌作用」の2つで、抗酸化作用は細胞が酸化(老化)するのを防ぎ、殺菌作用は雑菌を死滅させる作用があるのです。
この2つの作用はニキビケアにも効果があり、抗酸化作用で皮膚の細胞を若々しくし、殺菌作用でアクネ菌を死滅させてくれます。ここで重要なのは、お茶は飲まずに洗顔に使用することで、要はお茶で顔を洗うのですね。
- お茶(緑茶)は一番茶はちょっと濃いので、一度使用した二番茶を使用して下さい。軽く色が付いた状態のお茶を冷ましておいて使用しましょう。
- 洗顔は通常通り、洗顔剤やメイク落としを使用して入念にやりましょう。洗剤が残っているとニキビが悪化しますので注意が必要です。
- 最後にお茶で顔を洗いましょう。この時にお茶をしっかりふき取らないで、皮膚になじませることがポイントです。
- お茶の出がらしの葉っぱを顔につけるお茶パックも効果があるようです。
- あくまで緑茶の効果であって、紅茶や烏龍茶はタンニンが強いので使用は避けて下さい。
お茶の洗顔はニキビ対策だけではなく、抗酸化作用で皮膚を活性化(若返らせる)させ、色白にさせてくれる効果もあるようなので、試してみる価値はありそうですね。ただし、皮膚の炎症が強い人は行わないで下さい。
身近なお茶でニキビ対策ができるなんて・・・青春のシンボルをお茶でやっつけよう!
─情報元:健康生活サイト様─