紅海を望むシナイ半島南端にあり、エジプトのリゾート地として知られるシャルムエルシェイク。そこのあるホテルでは、ここ数年、英国人観光客による困った問題が多発しているという。周りがパニックになるのを見て楽しもうとして、プール内で排泄する人が後を絶たず、今年もすでに複数回の被害に遭ったこのホテルでは利用者に注意を促すと共に、問題行動を起こした場合には罰金を求めるなどと記した警告文書の配布を始めたそうだ。
英紙メトロやデイリー・ミラーなどによると、利用者の問題行動に頭を痛めているのは、シャルムエルシェイクにあるリゾートホテル「ホリデーヴィレッジ・レッドシー」。このホテルでは最近、プール内で排泄物が見つかる事例が多発しており、今年も「数週間の間に9回」(英紙デイリー・メールより)起きて一時閉鎖する事態になったそうだ。その度に、従業員たちがプールを丁寧に清掃消毒するハメになる上、ホテル側には健康被害を訴える利用者も続出。英国の旅行代理店関係者の間でも、相次ぐこのトラブルは「コード・ブラウンズ」と呼ばれ、問題視されているという。
事情に精通する英国の弁護士は、こうした行動をしているのは「10歳くらいの子ども」を含む英国の若者が中心と説明。数年ほど前から、英国の若者たちの間でインターネットを通じて知られた行動とされ、排泄物を見て驚いた人たちが、「映画ジョーズのように」パニックになって逃げようとする様を見るのが「ユーモラス」と受け取られ、行動に移す人が増えたそうだ。同様の問題は、トルコやギリシャ、スペインにある系列ホテルでも頻発しているそうで、いずれも英国人観光客が多数利用しているという。
実際に他の利用者が病気になりかねないだけに、「楽しいから」では決して済まされないプール内での排泄行動。周りの客への影響や業務への支障など、一度起こされるだけでも相当な損害を被るとあって、業を煮やした「ホリデーヴィレッジ・レッドシー」側では最近、利用者に対してプールで排泄しないよう訴える注意文書を配るようになったそうだ。また、直接行動を目撃した場合にはスタッフに知らせるよう呼び掛けるよう書かれており、特定された犯人にはホテルからの退去と「1,400ポンド(約24万円)の罰金」に加え、警察へ通報するとの警告が記されている。
英国の旅行関係者には、「本当に深刻な問題」として認識され始めているというこの一件。誰かがいたずらとして行ったがために、知られているだけでも体に深刻な影響を受けたのは「数百人いる」と前出の弁護士は話しており、もはや重く受け止めなくてはいけないレベルとなっているようだ。
http://narinari.com/Nd/20140827449.html
─情報元:Narinari.comサイト様─
事情に精通する英国の弁護士は、こうした行動をしているのは「10歳くらいの子ども」を含む英国の若者が中心と説明。数年ほど前から、英国の若者たちの間でインターネットを通じて知られた行動とされ、排泄物を見て驚いた人たちが、「映画ジョーズのように」パニックになって逃げようとする様を見るのが「ユーモラス」と受け取られ、行動に移す人が増えたそうだ。同様の問題は、トルコやギリシャ、スペインにある系列ホテルでも頻発しているそうで、いずれも英国人観光客が多数利用しているという。
実際に他の利用者が病気になりかねないだけに、「楽しいから」では決して済まされないプール内での排泄行動。周りの客への影響や業務への支障など、一度起こされるだけでも相当な損害を被るとあって、業を煮やした「ホリデーヴィレッジ・レッドシー」側では最近、利用者に対してプールで排泄しないよう訴える注意文書を配るようになったそうだ。また、直接行動を目撃した場合にはスタッフに知らせるよう呼び掛けるよう書かれており、特定された犯人にはホテルからの退去と「1,400ポンド(約24万円)の罰金」に加え、警察へ通報するとの警告が記されている。
英国の旅行関係者には、「本当に深刻な問題」として認識され始めているというこの一件。誰かがいたずらとして行ったがために、知られているだけでも体に深刻な影響を受けたのは「数百人いる」と前出の弁護士は話しており、もはや重く受け止めなくてはいけないレベルとなっているようだ。
http://narinari.com/Nd/20140827449.html
─情報元:Narinari.comサイト様─