さて、話は変わって。長野県諏訪市の住民基本台帳カード（住基カード）、どうも“萌えデザイン”が施されているらしいんです。
では、そのデザインをご覧いただきましょう。……萌えっ！
彼女の名前は、「諏訪姫（すわひめ）」。平成24年7月より諏訪市の公認キャラクターとなった女の子です。
「ゆるキャラグランプリ2013で98位（参加キャラは1580体）にランクインしました。“ゆるキャラ”じゃなくて“萌えキャラ”なんですけど……（笑）」（諏訪市市民課市民係・担当者）
お城の裏で遊んでいたら現代にタイムスリップしてしまった、ちょっと天然な女子です。
そんな彼女、今までにもさまざまな角度からオフィシャルに諏訪市をサポートしています。その中でも代表的なのは、同市が平成24年10月から発行している「結婚証」。
「『婚姻届受理証明書』（1,400円）は以前より発行していたのですが、これが昔ながらの賞状のようなデザインだったんですね。そこで『もうちょっとプレゼントっぽくできないだろうか？』という職員からの案を採用し、楽しんでいただけるデザインの『結婚証』を無料発行することにしました」（担当者）
夫婦の住民登録が諏訪市外であっても、諏訪市に婚姻届を提出すれば受け取れるという「結婚証」のデザインは9種類。その中の人気度を集計すると、一番人気は「諏訪湖の花火」で、2位が「諏訪姫」だったそう。
この人気トップ2を、8月1日より住基カードのデザインにも起用してみせた。諏訪市に住民登録している人は、この2種類の内のどちらかを無料で受け取ることができるわけです。ところで「諏訪姫」の方を選ぶ人って、一体どんな人が多いんだろう？
「実は、けっこう年配の方も選ばれるんですよ。
あと家族ぐるみで申請される場合、ご両親が花火でお子さんが諏訪姫だったり、ご夫婦で申請される場合は旦那様が花火で奥様が諏訪姫だったり。また、その逆もあります。旦那様の方が『恥ずかしいんですけど……』と諏訪姫を選択されることもありました。微笑ましいですよね（笑）」（担当者）
もちろん、反響は続々と。特にTwitterでは「諏訪市に引っ越したい」「ウチの市でもやってほしい！」など、その人気は全国におよんでいるようだ。黒髪少女の可愛さに萌えている人が続出！
ちなみにこの試みは、平成27年12月28日で終了するとのこと。何とも悲しいお知らせだが、それには理由がある。平成28年の1月からは、「個人番号カード」に切り替わります。（※）
「住基カードは各市の独自性が出せたのですが、個人番号カードは国が一括して発行することになります。ですので、現在発行している“諏訪姫デザイン”の住基カードは期間限定の楽しみ方となりますね」（担当者）
そんな話を聞かされると、“諏訪姫デザイン”住基カードのプレミア感がグッと増してきますよ！ マジで、諏訪市に引っ越そうかしら……。
（寺西ジャジューカ）
※個人番号カードに切り替えない限り、住基カードの券面に記載されている有効日まで利用できます。（最長10年間）
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1409039289795.html
─情報元：Excite Bit コネタサイト様─
