環境面に配慮し、今ではさまざまな洗剤に「詰め替え用」商品があるのは当たり前。詰め替えながら使用している人も多いのでは? また、おシャレな水回りを演出しようとして、シャンプーやリンス、ハンドソープなどは、別の容器に詰め替えるという人もいるでしょう。でも、詰め替えるときに注意しないと、雑菌が大繁殖!ということになりかねません。
■詰め替えで雑菌が繁殖!?
シャンプーがなくなりかけたとき、ボトルに水をいれてシャンプーを薄めて使ったり、また最後に水で洗って、新しいシャンプーを入れるのはNG。水が入ると、雑菌が繁殖してしまいます。
通常、詰め替えサイズは、詰め替えやすいように少し量が少なく設定してあります。このとき、基本的には「使いきってから」洗い、乾燥させたうえで詰めること。洗剤メーカーでは、「容器は洗わず、そのまま継ぎ足すこと」などとしていますが、延々継ぎ足しを繰り返すのもよくありません。容器に水分が入り込み、化膿症の原因となる緑膿菌やセラチア菌などの温床になり、感染源になり得るといわれています。
健康な人であれば、細菌汚染されたシャンプーやハンドソープなどを使用しても、その後洗い流すため、害はありません。しかし免疫力の低下した人や、健康な人でも血液に入ったりすると肺炎などの感染症を発症するリスクが増加すると考えられています。
■ボトルの詰め替え方法
1.全部使いきる
2.容器の内部・ポンプを綺麗に洗う
3.よく乾燥させる
4.詰め替え用の液を入れる
2.容器の内部・ポンプを綺麗に洗う
3.よく乾燥させる
4.詰め替え用の液を入れる
「そうはいっても、乾燥させるには時間がかかりそう…」という人は、空の容器をもう一本予備にもっておき、交互に使うようにすると良いでしょう。いくら害がないとはいえ、菌だらけのシャンプーやハンドソープで洗っていると思うと、気持ちがよくないですよね。詰め替え時には、水分が入らないように要注意です。
http://news.livedoor.com/article/detail/9247720/
─情報元:セルフドクターニュースサイト様─