2014年9月9日火曜日

代々木公園もお手本に…ディズニーランドなぜ蚊がいない?

東京都は5日、代々木公園内に生息するデングウイルスを持つ蚊を駆除するため、園内に薬剤を散布した。ただし、代々木公園は総面積が54万平方メートルもあり、園内の蚊を残らず退治するのは不可能とみられる。

 すでに新宿中央公園で感染したとの報告もあり、蚊の生息域は代々木公園から拡大中だ。

 ところが、蚊が“一匹もいない”として有名な場所がある。東京ディズニーランドだ。しかも、ディズニーはランドとシーを合わせると、総面積が代々木公園の2倍の100万平方メートルもある。

 なぜディズニーランドに蚊はいないのか。特別なことをしているのか。

「蚊の対策として行っているわけではありませんが、敷地内に水処理施設があり、特殊な技術で水を浄化しております。その結果として害虫等の発生が抑えられています。水に殺虫剤や塩素を混ぜているのではありませんので、飲んでも人に害はありません」(運営元のオリエンタルランド・広報担当者)

 水処理施設の技術は「社内秘」ということで教えてくれなかったが、ならば、代々木公園に薬剤を散布している都の職員は、ディズニーランドに教えを請いに行った方がいい。

 蚊の嫌う高周波を流しているという噂もあるがどうなのか。蚊の羽音である「モスキート音」を流すことで、縄張り争いから蚊が寄ってこないという原理らしい。

「園内で高周波を流しているようなことは、一切行っておりません」(前出の広報担当者)

 実際、高周波に虫よけ効果がないことは、テキサスA&M大学の研究でも明らかになっている。高周波で蚊を撃退しているというのは“都市伝説”のようだ。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/153173
─情報元:日刊ゲンダイサイト様─