2015年2月7日土曜日

彼女実家に挨拶に行ったら、親父さんに結婚を反対された。何度行っても説得しきれず、彼女とは別れてしまった


それから3年後にA子から結婚するとメールが来た。
俺は素直に「おめでとう、お幸せに」と、A子から「ありがとう」の返信。 
それがA子と交わした最後のやりとりになった。

A子の結婚から3年後に俺も結婚。もう、A子には連絡もしなかった。
5~6年経った夏休みに、俺は嫁と子供を連れて実家に帰省した。
近くのショッピングセンターに買物に行き、嫁が買物をしている間、子供をキッズコーナーで遊ばせていた。
すると向こうから、A子の父親がやってきた。

俺は軽く会釈した。A子の父親も気づいて俺のところに来た。
子供が遊んでいる様子を見て、「子供さんかね?」「はい、3歳と2歳になります」「かわいい盛りだな」とやり取り。
A子の父親はじっと子供たちを見ていた。ちょうど嫁が買物から戻ってきて知合いということで挨拶。

「それでは」と俺たち家族が帰りかけた時に「俺君、話がしたい、一緒に歩いて帰らんかね」と。
俺は嫁と子供を車で返し、A子の父親と歩いて帰ることに。

「俺君、あの時はすまなかった」「いえいえ、私たちも若かったですから」
そんなやりとりから、A子のその後を話し出した。
A子は結婚して、子供ができた頃から、夫婦仲がおかしくなったらしい。
旦那が浮気に走り、A子も同じように。結局、離婚して子供さんは旦那の実家へ。
A子もその時の浮気相手と一緒に暮らしているとのこと。父親からすると孫にも会えず、離婚の経緯からA子とも疎遠になったようだ。

「あの時、君たちの結婚を許していれば、孫と遊んでいたのは、私だったかもしれんなぁ」とA子の父親が言った。眼に光るものがあった。
「環境にもよりますよ。私たちだって」と俺が言えるのはその程度だった。
「いや、君の家族は大丈夫だ、奥さんの幸せそうな顔。娘にもあのような顔で孫を連れて実家に帰ってくる、そんな生活をさせたかった」

俺はもう何も言えなかった。そのまま、挨拶をしてA子の父親と別れた。
A子、早くご両親を安心させてやってくれと願うばかりだ。


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─情報元:鬼嫁ちゃんねるサイト様─