2015年4月1日水曜日

【話題】喫煙女性の胎内で、赤ちゃんが苦しがる姿が映し出される!! 恐ろしいタバコの害がまた一つ判明

日本で販売されるタバコには、パッケージの30%以上の面積を使った警告表示が義務づけられているが、現在8種類が存在する警告文の一つに『妊娠中の喫煙は、胎児の発育障害や早産の原因の一つとなります。疫学的な推計によると、たばこを吸う妊婦は、吸わない妊婦に比べ、低出生体重の危険性が約2倍、早産の危険性が約3倍高くなります。』というものがある。妊婦の喫煙は、自身のみならず赤ちゃんの命をも危険に晒す行為であるというわけだ。
 そして今回、この事実を如実に示す驚くべき研究結果が、学術誌「Acta Paediatrica」上で発表された。なんと、喫煙者の胎児は、非喫煙者の胎児よりも、頻繁に顔や口元に手を据えていることが確認されたというのだ。今月23日の英紙『テレグラフ』は、「胎児が苦しがっている様子だ」などとショッキングな表現で報じている。
4Dscans.jpg
画像は「YouTube」より
 研究を指揮したのは、英・ダラム大学で胎児の発育を専門に研究しているナジャ・ライスランド博士の研究チームだ。ジェームスクック大学病院に通院する妊婦20人から協力を得た研究チームは、妊娠24・28・32・36週の時点における胎児の様子を、4D超音波写真で観察した。4D超音波とは、胎児の細かい表情や仕草のすべてをリアルタイムで映し出すことができる最新技術である。
 そして判明したのは、平均14本/日のタバコを吸う妊婦4人の胎児は、たばこを吸わない妊婦の胎児と比べて、顔や口元に手を持っていく回数が明らかに多いという事実だった。通常、胎児が自分の顔や口元に触れようとする回数は、発育が進んで出産が近くなるほど減少するという。そのためライスランド博士は、予備研究の結果も踏まえ、これは「妊婦の喫煙が胎児の中枢神経系に発育の遅れを生じさせる」証拠であるとした。
...詳しい情報・続きはこちら >>
http://tocana.jp/2015/03/post_6065_entry.html
─情報元:TOCANAサイト様─