2015年9月2日水曜日

内村光良「ゴールデン番組2本打ち切り」…実は自ら望んだ“余裕の決断”


 お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(51)が司会を務めるテレビ東京系のバラエティー番組「そうだ旅(どっか)に行こう。」(火曜午後6時57分)が、9月いっぱいで打ち切られることが分かった。内村司会の番組では、日本テレビ系「笑神様は突然に…」(金曜午後7時)も終了が発表されたばかり。ゴールデンの番組が一気に2つも打ち切りとなり苦境に立たされたと思いきや、実は自ら望んだ“余裕の決断”だという。

 内村が司会を務めるゴールデンのバラエティー番組では「笑神様――」が9月で終了することが8月28日に発表されたばかり。続いて「そうだ――」も打ち切られることになった。

 内村は、南原清隆(50)と結成した「ウッチャンナンチャン」で1990年代に大ブレーク。「ダウンタウン」や「とんねるず」とともに「お笑い第3世代」と呼ばれ黄金期を築いた。そのベテラン芸人のゴールデン帯番組が2本、同時期に終わるのは異例だが、決して内村の人気が落ちたわけではないという。


 そもそも「笑神様――」の打ち切り自体が不可解なものだった。2013年4月から始まった同番組の視聴率は関東で10%前後を推移しており、決して悪い数字ではない。改編会見で日テレの黒崎太郎編成局次長は「そこそこの視聴率は取れていたが、爆発的なものが見えてこなかった」と語ったが、打ち切りの理由としては何とも説得力に欠けるものだった。

 いかにも歯切れの悪い説明となったのは「笑神様――」「そうだ――」ともに、終了するのはテレビ局サイドの意向ではなく、内村の意思だったためだという。

「ウッチャンは『笑神様――』と『そうだ――』を含め、レギュラー番組を7本も持っているから、少し減らしたかったそうです。ある意味ぜいたくな悩みというか…」と声を潜めるのは民放局編成マンだ。

 派手さはないが、内村の活躍ぶりはハンパない。レギュラー番組計7本の内訳はNHKとフジテレビ系、テレ東系で1本ずつ、さらに日テレ系で4本。しかもレギュラー番組が放送されている曜日は、月~金曜までが1日1本ずつで日曜が2本。つまり土曜以外は、毎日何らかの出演番組が放送されているわけだ。

 内村はテレビ朝日アナウンサーだった徳永有美(40)と、2005年に結婚。徳永には当時夫がいたため“不倫愛”と騒がれた。この影響で一時的に好感度が下がって露出が減った時期もあったが、ここにきてV字復活を果たした格好。私生活も長女(6)、長男(1)と子宝にも恵まれるなど順調だ。

 そうしたなかで内村がレギュラー番組を減らす決断をした背景には、お笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志(51)の存在があるという。

「松本さんと内村さんは仲が良く、かつライバル。2人とも長女が09年生まれで同い年でもあるんです。松本さんは長女をインターナショナルスクールに通わせるほど教育熱心で、かたや内村さんも塾に通わせていて負けていない。内村さんの長女も年齢的には来春、小学校に入学する大事な時期だから、子供との時間を増やすためにもレギュラー番組を減らす決断をしたようだ。松本さんとは今後、“教育パパ対決”になるのでは」と芸能プロ関係者。

 レギュラー番組のダブル打ち切りは“逆風”ではなく、売れっ子だからこそできた余裕の決断だったようだ。


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─情報元:東スポWebサイト様─