2011年4月15日金曜日

「牛の面倒みるのは当然」「国・東電はきちんと対応を」計画避難の飯舘村、存亡の危機


計画的避難区域」に設定された福島県飯舘村の住民に混乱と失望が広がっている。国や東京電力から明確な補償が提示されないまま、「避難」や「放射能」という言葉だけが先行。農業と畜産で成り立つ村は風評被害と出荷制限で存亡の危機に立たされている。

「飯舘のイメージが日本で一番危険な村になったんじゃないか」。村で約600頭の牛を肥育する佐藤隆男さん(62)は悔しさをにじませた。

福島第1原発事故前の3月8日。競りに出した和牛は最高ランク「A5」と評価され、1頭だけで約105万円の値がついた。しかし、事故後の3月22日の競りでは12頭分で計150万円も安くなったという。 

「質の違いもあるので比べることはできないが、事故前や全国平均に比べてかなり安い。これが風評被害だと一目瞭然だった」

6頭の牛から畜産を始めた佐藤さんは長男の隆一さん(35)、次男の豊洋さん(29)の3人で仕事に励み、福島県内でも有数の和牛肥育農家になった。規模が大きい分、新たな牛を買う代金や餌代、電気代など1カ月に約1400万円の経費がかかる。

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http://news.livedoor.com/article/detail/5488279/
─情報元:産経新聞サイト様─