原発事故の避難区域外であり、人口約29万人の福島市で、放射性物質が局所的に濃縮している。このことが、神戸大学大学院の山内知也教授の6月下旬の分析で明らかとなった。
「原発周辺は、多くのポイントで土壌の測定がなされていますが、福島市内で継続的に検査が実施されているのは、県庁だけなんです」
こう語るのは、調査に同行した、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)の阪上武代表。
「とはいえ、行政の調査でも県庁の土壌から1kgあたり(/kg)3万2000ベクレル(Bq)という、チェルノブイリでは『避難の義務』区域にあたる高い数値のセシウムが検出されていますが、何の対応もとられていません」
その側溝の土砂からは、4万6560Bq/kgを計測。これもチェルノブイリ原発事故でいえば「避難の義務」区域、つまり強制移住の対象となるレベルの汚染度だ。SPA!記者も側溝の枯れ葉に近づけて計測してみたところ、12μSv/hを示した。
・・・続きはこちら
http://news.livedoor.com/article/detail/5718297/
─情報元:日刊SPA!サイト様─
お母さんのための放射線防護知識―チェルノブイリ事故20年間の調査でわかったこと (高田純の放射線防護学入門シリーズ)