2011年10月17日月曜日
「アルファベットの読み方」学ぶ日本橋学館大学 その意図を説明
漫画の世界の話ではない。「本物の“バカ田大学”が日本にあった」――と話題になっている。そんなありがたくない評価を受けているのが、創立11年目の私立大学・日本橋学館大学だ。キャンパスがあるのは東京・日本橋……ではなく、千葉・柏市。学生数は463人だ。
有名になった発端は、同大がHPで公開するシラバス(学習計画概要)だった。入学初年度の履修科目「基礎力リテラシー」には、驚くべき内容が記されている。
まずは英語。〈英語を好きになる〉と題した全15回(前期)の授業内容は、「授業の進め方」で始まり、第2回は「アルファベットの書き方・読み方」、第3回が「辞書の構成・辞書の使い方」……。そして第10回目にようやく「be動詞」を学ぶことになる。
「中学生かよ!」と思わずツッコミを入れたくなるが、まさにその通り。使用する教材は中学1~3年生の参考書である。〈高校までの算数・数学をみなおし、数学的思考を身につける〉とした数学では、「小数の計算 分数の計算」、「円の面積」……。
そして日本語会話の講義は、第2回「クラスで自己紹介する」に続いて、第3回は「目上の人を○○に誘う」。となれば……、第4回は「目上の人の誘いを断る」。さながらマナー教室のようである。
シラバスだけではない。同大HPによると、〈初年次教育〉の目指すものとして、授業の受け方、ノートの取り方、などとある。まずは心構えということか。全学科共通のゼミでは、「親睦球技大会(仲間と汗を流そう)」、「学生生活マナー(授業の受け方)」などと並んで、「日本橋学館クイズ(大学を知ろう)」というものもある。ゼミで学ぶ大学生にクイズが出題されてしまうのである。
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http://news.livedoor.com/article/detail/5931300/
─情報元:NEWSポストセブサイト様─