2012年4月4日水曜日

「頑張ります」という部下・後輩の本音とは



本音で語り合う――素晴らしい、と思う。が、こと職場においては“建前”が無用な軋轢を避け、仕事を円滑に進める潤滑油ともなるのも事実。上司⇔部下の会話に隠れる本音を酌みつつ、言わぬが花が大人のコミュニケーションだとも思うのだ

<仕事の依頼の建前⇔本音>(部下編)

上司からの「急がないから」という仕事の依頼は、決して額面どおりに受け止めてはいけない。実際は「すぐやれ!」の意味。トラブルが発生した際の「ちゃんと言わなかったしな、仕方ない」の本音は「わかれよ!」など、仕事の依頼にまつわる上司からの建前は、高いハードルを求めるが故というところもある。が、それを受ける側の部下はというと……。

「本当はまったく手をつけていなくても、仕事の進捗状況を聞かれたときは当然、『今、ちょうどその作業をしてるんですけど』と言う」(29歳・男・製造)、「私の『バタバタしてまして』は『やってません』『忘れてました』と同義」(29歳・女・出版)とまあ、ごまかすための方便の場合も少なくない。

さらに厄介なのは部下が「頑張ります!」と引き受けたとき。

「終わるとは限りません。やれるところまで、という条件付き。『やってみせます』とか『やります』とは絶対言わない」(26歳・男・デザイナー)なんてことも……。

「そんなふうに返答されたら『何か障害ある?』『いつまでなら大丈夫?』と状況を詳しく聞けばいいんですよ。建前上、忙しいフリをしているだけなら、『いやいや、大丈夫です』と、すぐ言うはず。『ありがとう! 超感謝!』と建前に建前で返すのも手。建前とバレても、相手を気遣っていることが伝われば十分ですから」(社会心理学者・渡部 幹氏)

※仕事の依頼の建前⇔本音(上司編)はこちら http://nikkan-spa.jp/171643

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─情報元:日刊SPA!サイト様─