2012年4月4日水曜日

ハイクラスコンデジ総チェック(4)――気になる操作性を確認する (1/2)

コンデジではなく、エントリー向けのミラーレス一眼でもなく、ハイクラスのコンパクトを選ぶということは、自分であれこれセッティングしながら撮りたいと思っているに違いなく、その際、カメラを自分の好み通りにセッティングしたり、シチュエーションに応じた設定に切り替えられるのはとても重要なことなのだ。

FUJIFILM X10


X10の特徴はそのレトロな操作体系にある。
レンズは電源連動の手動繰り出しなので、撮りたいときに(レンズキャップをどうするかは別として)、鏡胴をさっと回して目的の焦点距離に合わせればOK。この繰り出す感覚、回転のトルクは実に考えられていて回してて気持ちいい。


さらにクラシックさを感じさせるのは、露出補正ダイヤルやシャッターボタンのケーブルレリーズ用のネジ穴。シャッターの感触もいい。ククッという感じでタイトに気持ちよく切れるのでついサクサクと撮ってしまう。絞りやシャッタースピードは背面の電子ダイヤルをくるくる回して行う。

以上がクラシック感覚な部分。感覚的でなおかつスムーズに操作できて素晴らしい。

さらにボタンが非常にたくさんある。AFポイントやWBも専用のボタンを回しながらセットできるし、ISO感度ボタンはないが、FnキーとRAWキーに機能を割り当てられるので、例えばISO感度やフィルムシミュレーションを割り当てておくといいだろう。この辺りがハイエンドカメラっぽいところ。

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─情報元:ITmedia デジカメプラスサイト様─