9月5日、群馬大学の研究グループが肥満に関係する遺伝子と、その働きを解明したと発表。また、今年に入って米食品医薬品局が「Belviq」「Qsymia」と、抗肥満薬を立て続けに認可するなど、肥満の解消に光明が見えるニュースが相次いでいる。
一方、より身近な生活習慣として「睡眠時間と肥満」が関係するという話がある。米コロンビア大学の調査結果によると、4時間以下しか睡眠をとらない人は7~9時間の睡眠をとる人と比較して、なんと73%も肥満になりやすいとか。つい夜更かしして、寝不足になりがちなR25世代にとって、これは聞き捨てならない!
「睡眠時間が短くなると、摂食抑制ホルモンの分泌が減少し、その結果空腹感が生じて、食べる量が増えてしまいます。寝不足により身体の深部体温が低下して基礎代謝が落ち、また疲労感が高まり運動不足になる傾向も。これらの複合的な要因が考えられます」
つい食べ過ぎてしまい、カロリーの消費もしにくくなる…という悪循環になる可能性があると。では、太りにくい睡眠時間とは?
「いくつかの研究を平均すると、肥満者の割合が低いのは、成人では7時間程度ですね」
とはいえ、どうしても十分な睡眠時間がとれないことも。そんなときはどうすれば?
「単純なことですが、間食を増やさないために、規則正しく3食、きちんと食べること。また、適度な運動を心がけることです。ただし、寝る前に運動すると交感神経が興奮し、入眠が妨げられる可能性があるので注意が必要です」
遺伝子研究や抗肥満薬の効果に期待する前に、生活習慣を正すのが先だと。秋の夜長、夜更かしは控えましょう。
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─情報元:web R25サイト様─