発売に合わせて各社のセレモニーが行われ、ソフトバンク銀座には孫正義社長と女優の上戸彩、原宿のKDDIデザイニングスタジオには田中孝司社長と女優の剛力彩芽が登場。それぞれのiPhone5をPRした。そのなかで特に目立ったのが田中社長。発売直前の孫社長の“やりましょう”会見に対抗するかのような強気のコメントが続いた。
田中社長が優位性を強調するのは速度。「LTEは、トラフィックの大きい都市部を中心に基地局を設置し都市部のエリアはすでにかなりできている。3Gに関しても下り最大9.2MB/秒の『WIN HIGH SPEED』に対応し、3Gも速度は3倍になった」(田中社長)。iPhone 5のWi-Fi機能が5GHz帯に対応したことにも触れ、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応する「au Wi-Fi SPOT」の利便性が高いことも合わせて強調した。また、テザリング機能についても先行するauの優位性を挙げ、「auなら、買ったその日からテザリング機能が使える」(同)、と先日、auを追随する形でテザリング対応を発表したものの、サービス開始は来年1月15日からになるソフトバンクとの差に触れた。
さらに、新たに「auスマートパス」のiPhone対応にも言及。auスマートパスをWebサービスから開始すると同時に、iPhoneユーザーは年内は無料で(来年からは月額390円)、10GBのストレージサービスやニュース、天気、ゲーム、レシピ、辞書などが使い放題になる。田中社長は、こうした独自のコンテンツサービスと、それを支えるスマートネットワークを持つauこそがiPhone5の本命だと、自信を見せた。
ところで、ソフトバンク、au両社から発表された料金プランを見比べてみると、新規でiPhone5を契約する場合、ソフトバンクでもauでも端末価格はもちろん、基本使用料、パケット定額料金などがまったくの同額になっている。ちなみにLTEのパケット定額料金は、ドコモを加えた3社すべてが同額の5460円と足並みが揃っている。
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─情報元:日刊SPA!サイト様─