2012年12月27日木曜日

「ありがとう」のメールを送ることが、マナー以前になぜ重要なのか



一言「ありがとう」と簡単なお礼メールを送るのは正しいビジネスマナーでしょうか、それともメールの受信トレイをあふれさせる原因となる取るに足らない行為でしょうか?

CEOたちを対象とした戦略アドバイザーで、著書『最高の人生と仕事をつかむ18分の法則』もあるピーター・ブレグマン(Peter Bregman)氏は、「お礼メールを送ることがいかに大事か」というテーマで語ったこの記事が、ひとつの回答になるかもしれません。

とある商社のCEOであるジョンは、自分の従業員のティムに、最近の会議での彼の発言や行動がよかったという賛辞のメールを送りました。ティムはそのメールに返信をしませんでした。



1週間後にティムは、販売促進の管理職ポストへの昇進の申請をするために、ジョンのオフィスにいました。ジョンはティムに、先週送ったメールを受け取ったかどうか尋ねました。「はい、受け取りました」とティムは言いました。「ではなぜ返信をしなかったのか?」と問われると、ティムは「必要がないと思ったからです」と答えました。

しかし、ティムは重大な間違いを犯しました。ジョンのメールは、少なくとも「ありがとう」とお礼を言うだけの価値のあるものでした。

結局、ティムは昇進できませんでした。これは、単にティムがジョンにお礼を言わなかったから起こったことでしょうか? そうではありません。しかし、ティムが返信をしなかったことで、管理職として他の人よりも優れているとジョンに納得させる材料を、一つ失ったことになったことは間違いありません。

「ジョンは細かいことを気にしすぎだ」などと彼の雇用判断に対する稚拙さを責める前に、「ありがとう」とお礼を言うことは、一体どのような意味を持つかということについて、考えてみましょう。

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http://www.lifehacker.jp/2012/12/121225thankyou.html
─情報元:ライフハッカー[日本版]サイト様─