2013年3月6日水曜日

部長で終わる人、役員に上る人、係長にすらなれない人【1】


■出世できる男とできない男、違いは?

【八巻里美(仮)】うちの会社で専務まで上った人と部長どまりだった人を比較すると、ある女性社員を辞めさせるときの対応に違いが出ました。専務は「あなたが悪いんじゃない」というメッセージを婉曲に上手に伝えた。部長はこともあろうに「あなたの顔が悪いんじゃないよ」と言ってしまいました。他人の気持ちをくんで話せるか否かは出世に大きく影響すると思います。

【坂田 彩(仮)】気配りは最重要ですよね。ある会社の常務とお会いしたとき「さすがだな」と思ったことがありました。当時、私は平社員だったのですが、その方は弊社の歴代社長や役員のことを事前に頭に叩き込んでいたのです。私も楽しくていろいろ話してしまいました。たとえ若手社員からの情報であっても何かの役に立つかもしれません。

【八巻】若い人からもいろんなことを吸収できます。でも、うちの会社には「オレは部長だぞ。気安く話しかけるな」という雰囲気を出す人が多いですね。そんなふうに急にオレ様君になっちゃう人はそれ以上は上にいきませんね。

【近藤幸子(仮)】好奇心と謙虚さが大事。かつて私が仕えた外国人上司は日本の顧客向けに日本語でプレゼンして、終わった後に部下の私たちにフィードバックを求めた。しかも、「おべんちゃらは要らない。改善点を言ってくれ」とね。素晴らしい姿勢だなと思いましたよ。

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http://news.livedoor.com/article/detail/7464541/
─情報元:プレジデントオンラインサイト様─