2013年5月23日木曜日

頭を使い過ぎると体力も消耗することが明らかに:言い訳に使える研究結果

5時に仕事を終えたら、子供を迎えに行ってから夕食の準備に腕をふるい、さらにはDIYで巣箱を作り、ジムでひと汗流す、というパワフルな日もあるでしょう。一方で、へとへとで帰宅してソファに倒れ込んだら、バラエティ番組を眺めながら疲れ切った体を休めるしかなく、宅配ピザで夕食を済ませ、朝まで8時間、泥のように眠るという夜もあるはずです。

いつも通りのデスク仕事のはずなのに、体力の消耗に違いがあるのはなぜでしょうか。もしかして、頭脳を酷使した日に限って、夕食を出前やコンビニご飯で済ませているのでは?

英国ケント大学で運動生理学を研究するSamuele Marcora教授が中心となって行なわれた研究から、頭を使うと実際に体力を消耗することがわかったと、「ポピュラーサイエンス」誌が伝えています。


実験では、被験者を2つのグループに分け、それぞれ異なる90分の作業を課しました。ひとつは、知的思考力を要するコンピュータを使ったテスト。もうひとつは、電車やフェラーリに関するドキュメンタリー番組の観賞です。その後、両グループともに、自転車を漕いでもらいました。

その結果、90分間コンピュータを使ったテストに取り組んだ被験者より、ドキュメンタリーを観賞した被験者の方が、おおむね長い時間ペダルを漕ぎ続けることができたそうです。科学的にみて興味深い点は、心拍数や呼吸、血糖値のレベルでは、両グループとも違いが見られなかったというところです(意志の力を数値化するのは無理なようです)。

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http://www.lifehacker.jp/2013/05/130519thinking-hard.html
─情報元:ライフハッカー[日本版]サイト様─