過去の人生を完全に精算して、新しい土地で、新しい自分に生まれ変わって、人生を生き直す。個人同士が常につながっている現代社会において、そうした「完全な失踪」は一見難しそうですが、綿密な計画と努力次第では可能です。
Frank M. Ahearn氏とEileen C. Horan氏による著作『How to Disappear: Erase Your Digital Footprint, Leave False Trails, and Vanish without a Trace (失踪する方法:デジタルの痕跡を消し、偽の痕跡を残し、跡を残さずに消え去る方法)』は、完全な失踪を成し遂げる方法について書かれた本です。20年間、失踪人追跡調査の仕事に携わった後、逆に失踪したい人々を手助けするという仕事をしてきたAhearn氏。彼が著作で公開した完全な失踪方法の一部を、以下に紹介します。
完全なる失踪は「身元をあいまいにする」ことが大切
Ahearn氏は、面倒なトラブルを避けるためにも「合法に失踪する」ことの大切さを説いています。たとえば、虚偽の書類を使用しないことが重要。他人のパスポートや社会保障番号を手に入れられたとしても、元々が偽造であったり、犯罪者のものであったりした場合には、後々さらに面倒な事態になるリスクが増します。
そうではなく、追跡が難しくなるように身元をあいまいにすることが大切です。追跡する手間と投資するコストを考えると、政府機関が追跡をあきらめたくなるレベルまで、身元をあいまいにするのです。
http://www.lifehacker.jp/2013/08/130821how_to_disappear.html
─情報元:ライフハッカー[日本版]サイト様─