ガリシア地方の典型的な村。石造りの大きな家が数軒に、教会がある村も〔PHOTO〕gettyimages
「英国や米国、そしてオランダからも団体がやってきて、村を見学していました。みな買う気満々でしたよ」
そう話すのは、スペイン北西部のガリシア州で、不動産業に従事する男性。いま彼の元には、同州のオペンソ村を「丸ごと買いたい」という問い合わせが殺到しているという。
価格は22万ユーロ(約3000万円)。ロンドンならワンルームしか買えないこの値段で、石造りの家5軒、離れ家数軒、そして約1200坪の土地がすべて手に入るという。
ガリシア州は、貧しい農村が多かったことで知られる。1970年代には、豊かな暮らしを求め、約300万人がスペインの都市部などに移住した。その後、さらに過疎化が進み、いまでは無人に近い村が400もあるという。そのうちいくつかが売りに出され、なかには4万ユーロ(約540万円)で買える村もある。
...続きはこちら >>http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37346
─情報元:World Biz News | 現代ビジネス [講談社]サイト様─