今回ご紹介するのは、ホリエモンの「刑務所なう。」シリーズの最新刊、『刑務所わず。塀の中では言えないホントの話』(堀江貴文/文藝春秋)。良くも悪くもメディアを賑わせるホリエモンこと堀江貴文氏。本書は、ようやく刑期を終えたホリエモンが獄中生活を綴ったものである。
“検閲なしで全てを大暴露”とあるだけあって、刑務所生活、そしてそこにいる受刑者たちのことが、非常に生々しくリアルに描かれている。また、書いてある内容は決して軽くないはずなのに、漫画の部分もあり、なぜか軽い気持ちでさっくり読めてしまう。そんなこの本にあった、“刑務所内のちょっと面白い出来事”をいくつかピックアップしてみた。
■刑務所でのあだ名も「社長」!
ホリエモンは、収監されている間も、ほとんどの受刑者仲間から“社長”と呼ばれていたそうだ。また、経理の仕事は自分がやった方が確実に利益を増やせる等、刑務所内でもビジネス思考が抜けていない。そんな服役中とは思えない前向きな商売魂は、まさに社長と呼ぶに相応しいように思う。
■個性的すぎる面々
刑務所にいる人の大半は、意外と普通の人なのだそうだ。しかしそれでも、やっぱり強烈な個性を持つ厄介な面々も。相当痩せたと言いながら超デブらしい、いつも不機嫌な「ミスター不機嫌」。強姦魔で車上荒らしの鬼畜、しかしコミュニケーション能力の非常に高い、才能の無駄づかいもいいところな「魚川岸くん」。お風呂に入りたがらない、トイレで紙を使いたがらない、無駄に自然派の「マタギさん」など。実際にいたら迷惑極まりないだろうが、この本で読んでいる分には笑えてくる。
■エロ本はOK!
検閲はあるらしいが、基本的にエロ本もエロ漫画もOKらしい。ただし、ロリコンものや近親相姦、強姦モノなど、犯罪性の高いものはNGなのだそうだ。「小学生は最高だぜ!」なんて叫ぼうものなら、即懲罰房行きだろう。そして、当然ながら性犯罪者については規定が厳しくなる。だが、実際のところ刑務官の胸先三寸らしく、基準は謎に包まれているという。
■ごはん&おやつ
刑務所での唯一の楽しみだったのが、ごはんとおやつなのだそうだ。ホリエモンも、「幸せの閾値が低い受刑者たちよ!」と自虐的な発言を繰り返していた。ちなみに刑務所内でのごはんは意外と豪華で季節感満載。クリスマスにはケーキ、大晦日にはカップそば、お正月にはおせち等、いろいろなものが出されるらしい。
■コスプレ面会
面会者の服装に規定はない。もちろんそれは、刑務所という気軽に出入りする場所ではないことから、常識の範囲内の普通の格好で来るだろうと思っているからなのだろうが。だがしかし、規定がない以上、どんな服装で来られても追い返すわけにはいかない。下手にそんなことをすれば、人権侵害になってしまうそうだ。ホリエモンに面会しに来た人の中には、クリスマスにサンタのコスプレをして来た人もいたらしいというから驚きだ。
厳格で一切の自由が許されていないイメージの刑務所だが、以上のように、真相は微妙である。もちろん外の世界に比べれば、自由は相当制限される。しかし、やはり看守も人間で、それぞれに性格があるということなのだろう。細かく監視している看守もいれば、比較的ゆるい看守もいるそうだ。怖いのは、看守よりも先輩受刑者なのだそうだ。
この本を読んでいくと、なぜか「頑張ろう!」という気持ちが強く芽生える。高い意識を持って生きている人の生き様や文章は、それだけ人に与える影響力も持っているということなのだろうか。ホリエモンや刑務所での生活に興味がある人はもちろんのこと、やることがあるのに気力がない、もっと覇気のある人生が送りたい、といった人にもおすすめの1冊!!
http://news.livedoor.com/article/detail/8459492/
─情報元:ダ・ヴィンチ電子ナビサイト様─
“検閲なしで全てを大暴露”とあるだけあって、刑務所生活、そしてそこにいる受刑者たちのことが、非常に生々しくリアルに描かれている。また、書いてある内容は決して軽くないはずなのに、漫画の部分もあり、なぜか軽い気持ちでさっくり読めてしまう。そんなこの本にあった、“刑務所内のちょっと面白い出来事”をいくつかピックアップしてみた。
■刑務所でのあだ名も「社長」!
ホリエモンは、収監されている間も、ほとんどの受刑者仲間から“社長”と呼ばれていたそうだ。また、経理の仕事は自分がやった方が確実に利益を増やせる等、刑務所内でもビジネス思考が抜けていない。そんな服役中とは思えない前向きな商売魂は、まさに社長と呼ぶに相応しいように思う。
■個性的すぎる面々
刑務所にいる人の大半は、意外と普通の人なのだそうだ。しかしそれでも、やっぱり強烈な個性を持つ厄介な面々も。相当痩せたと言いながら超デブらしい、いつも不機嫌な「ミスター不機嫌」。強姦魔で車上荒らしの鬼畜、しかしコミュニケーション能力の非常に高い、才能の無駄づかいもいいところな「魚川岸くん」。お風呂に入りたがらない、トイレで紙を使いたがらない、無駄に自然派の「マタギさん」など。実際にいたら迷惑極まりないだろうが、この本で読んでいる分には笑えてくる。
■エロ本はOK!
検閲はあるらしいが、基本的にエロ本もエロ漫画もOKらしい。ただし、ロリコンものや近親相姦、強姦モノなど、犯罪性の高いものはNGなのだそうだ。「小学生は最高だぜ!」なんて叫ぼうものなら、即懲罰房行きだろう。そして、当然ながら性犯罪者については規定が厳しくなる。だが、実際のところ刑務官の胸先三寸らしく、基準は謎に包まれているという。
■ごはん&おやつ
刑務所での唯一の楽しみだったのが、ごはんとおやつなのだそうだ。ホリエモンも、「幸せの閾値が低い受刑者たちよ!」と自虐的な発言を繰り返していた。ちなみに刑務所内でのごはんは意外と豪華で季節感満載。クリスマスにはケーキ、大晦日にはカップそば、お正月にはおせち等、いろいろなものが出されるらしい。
■コスプレ面会
面会者の服装に規定はない。もちろんそれは、刑務所という気軽に出入りする場所ではないことから、常識の範囲内の普通の格好で来るだろうと思っているからなのだろうが。だがしかし、規定がない以上、どんな服装で来られても追い返すわけにはいかない。下手にそんなことをすれば、人権侵害になってしまうそうだ。ホリエモンに面会しに来た人の中には、クリスマスにサンタのコスプレをして来た人もいたらしいというから驚きだ。
厳格で一切の自由が許されていないイメージの刑務所だが、以上のように、真相は微妙である。もちろん外の世界に比べれば、自由は相当制限される。しかし、やはり看守も人間で、それぞれに性格があるということなのだろう。細かく監視している看守もいれば、比較的ゆるい看守もいるそうだ。怖いのは、看守よりも先輩受刑者なのだそうだ。
この本を読んでいくと、なぜか「頑張ろう!」という気持ちが強く芽生える。高い意識を持って生きている人の生き様や文章は、それだけ人に与える影響力も持っているということなのだろうか。ホリエモンや刑務所での生活に興味がある人はもちろんのこと、やることがあるのに気力がない、もっと覇気のある人生が送りたい、といった人にもおすすめの1冊!!
http://news.livedoor.com/article/detail/8459492/
─情報元:ダ・ヴィンチ電子ナビサイト様─