2014年3月6日木曜日

「つけず」「落とす」「固める」…これが花粉症対策の“新三原則”

「つけず」「落とす」「固める」――。非核三原則の「持たず」「つくらず」「持ち込ませず」ではないが、こんな花粉症対策の「新・三原則」が広まっている。対策の中でも、自宅や職場に「持ち込ませず」を重視したものだ。

 外出先では、メガネやマスクで防御しても、意外と見落とされているのが、花粉そのものを寄せ付けないテクニック。敵は衣類や髪の毛の中に隠れ、油断した隙に再アタックをかけてくるのだ。 新・三原則を実践するには、何か特別なモノが必要なわけではない。市販のグッズで十分、対応できる。

 まず、「つけない」ために役立つのが、静電気防止スプレーだ。
 外出時にポリ袋をすっぽりかぶれればいいが、そうはいかない人は、静電気防止スプレーをシュッとひと吹き。花粉が服や髪に付きにくくなる。ナイロンやポリエステルなどの衣類素材も、表面がスベスベしているから花粉が付着しづらい。

 また、最近は洗濯の際に入れるだけで静電気を発生しづらくする柔軟剤も発売されている。「レノアプラス」「ハミングネオ」などをうまく活用するのも手だ。


■専門家も太鼓判

 次の「落とす」には、「コロコロ」(ニトムズ)が威力を発揮する。粘着テープのコロコロは、じゅうたんや床に落ちた髪の毛をくっつけるイメージが強いが、花粉も大丈夫。最近は「花粉用」の強力タイプも発売されているから便利だ。

 静電気防止スプレーを使っても、花粉は残ってしまう。その際にコロコロで衣類をなで回し、“残存勢力”をできるだけ取り除くといい。

 そして、最後の仕上げは「固める」だ。自宅に帰ってきてホッとした瞬間、玄関でコートやかばんをパタパタ……。これをやってしまうと、元のもくあみ。花粉が舞い上がり、せっかくの努力が無駄になる。

 アレルギー対策のスペシャリストで大和高田市立病院小児科部長の清益功浩医師が「固めるのに適している」と勧めるのが、「ファブリーズ ハウスダストクリア」(P&G)だ。本来は、家の細かなホコリを取り除くための商品だが、花粉にも強力な武器になる。


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─情報元:日刊ゲンダイサイト様─