後約20年後、献血ルームの役割も終わりを告げるかもしれない。英国、エディンバラ大学の研究チームによると、2035年には私たちが輸血される血液の大半が人工血液になるだろうという。
エディンバラ大学が主体となって開発した人工血液・赤血球は人工多能性幹細胞(iPS細胞)を人間の体内に近い環境下で培養する事で作られた。これらの赤血球は約1ヵ月という短期間で生成できる。
2016年には世界初の「人工血液による輸血」の臨床試験を行うそうだ。
エディンバラ大学の研究チームのリーダーであり、スコットランド国際輸血サービスの医長のマーク・ターナー博士は今回の研究についてこう語る。
「今回のような細胞レベルの治験には治験規模・品質・安全面など、数多くのチャレンジを乗り越えねばなりません。しかし、私たちの治験が成功すれば、世界初の人工血液による輸血が成功する事になります。それは数多くの人々の下に人工血液が届けられる為の大きな一歩となるはずです。また、得られるデータは、他の細胞研究チームにとっても重要な物になると思います」
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─情報元:カラパイアサイト様─