人間の皮膚や爪に現れる変化は、時として他の器官の健康状態について知る重要な手がかりとなる。変色や湿疹、斑点など、皮膚や爪の変化は、時として内部疾患の初期兆候を示している場合がある。
ここでは、皮膚や爪の変化によりどのような病気が潜んでいる可能性があるのかを見ていくことにしよう。
1.発疹・斑点
発疹は基本的に直接治療できる方法は無く、それを引き起こす原因に対処する事で解決する場合が多い。例えば風邪、関節痛、筋肉痛、他の臓器異常等の症状により引き起こされたりする。またアレルギー、薬物の副作用等によっても引き起こされる。
首の後ろや腕に現れるビロードのような発疹は2型糖尿病の初期に現れる警告サインで、こういった症状の患者は直ちに血糖値を調べることをお勧めする。稀なケースとしては、ビロードの発疹は「黒色表皮腫」の可能性があり、これは胃癌や肝臓癌の警告サインである。
足に現れる紫色の湿疹が治りにくい場合、C型肝炎の可能性がある。
2.肌が青銅色に変わる、もしくはの色が薄くなる
肌が青銅色に変わる人は糖尿病の危険性がある。糖尿病患者は鉄分の代謝に異常がある為、こういった症状が合併しやすいのだ。
肌が黄色の場合、肝不全の可能性がある。これは目が黄色くなる症状(黄疸)とも合併するので、目と肌両方のチェックが必要だ。
かさぶた、膝や腕間接の肌が若干黒くなる場合はホルモン異常が疑われる。アディソン病等の病気の場合もあるので注意が必要だ。
3.新しい皮膚から見るサイン
これまでは無かった異常ともいえる皮膚の再生・移り変わりが見られた場合、ガンや遺伝性の病気の可能性がある為、医師の判断を求める事をお勧めする。
またニキビが出来る場所等からも体調がわかるという。顔の下半分や顎のラインにニキビが出来やすい女性は、多嚢胞性卵巣症候群の可能性がある。この場合他にも体重の増加、毛先が細くなる、顔に濃い毛が生える、といった症状等が合併する。
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─情報元:カラパイアサイト様─