観客を不思議な一体感で包み込み、映画館を爆笑と拍手と感動の渦に巻き込む。そんな奇跡の映画が公開されてから1年、続編『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』が公開される。主演・劇団ひとりのアドリブが切れまくる今作の撮影現場に入ると、“キス我慢”史上ありえない想定外の事態に遭遇した。
独占掲載カットも!“キス我慢 THE MOVIE2”撮影現場フォト
今作は、高校が舞台。スポーツも勉強もできるスーパー転校生の省吾(ひとり)が、超能力を持つ女子高生(上原)と、彼女を思い通りに操ろうとする仮面の男との争いのなかで翻弄されるところから物語が始まる。いきなりの謎につつまれたオープニングから、時世を超えるタイムトラベルを介する物語であることが次第にわかってくる。高校生活のなかで潜在能力が覚醒され、自らも超能力者であることを悟る省吾が、時間を超えて荒廃した世界で目覚めたとき、最後の戦いが迫ってくる――。
撮影は、通常の映画とはまったく異なる特殊な状況で行われる。主演のひとり以外のキャストには台本のセリフがあり、物語の構成もしっかりと設定されているが、ドラマはひとりのアドリブによって進行し、ときに思いもよらぬ方向へ脱線することもしばしば。撮り直しの効かない一発本番の撮影ゆえに、カメラ、音声、照明など技術のセッティングが作品のできを左右する重要なファクターとなる。そのため、あらゆる事態を想定した調整と、ひとり以外のキャストによる入念なリハーサルとテスト撮影が、時間をかけて行われる。
今回、撮影現場に密着したのは、クライマックスとなる、荒廃した学校でのラストシーン。撮影は関東近郊の廃工場のワンフロアで行われた。そこに廃墟となった教室のセットが組まれ、十数台のカメラがセットを取り囲む。そして、爆破シーン用の火薬がセットされると、台本の流れにそってカメラワークの確認が進む。ひとりの動きにあわせて一発勝負の芝居をとりこぼしなく押さえなくてはならないうえ、それぞれ動き回るカメラに他のカメラが映り込むことは許されない。そうした技術チームによるセッティングが終わると、ひとりの代役と共演のキャスト陣が入って、いろいろなリアクションのパターンを想定したリハーサルが重ねられた。
すべての準備が整うと、いよいよひとりがセットに連れてこられて本番がスタート。このシーンでは、仲間を救うために敵地に乗り込んだひとりが、敵と対決する。セリフの少ない、激しいアクションがメインだったが、すべてのキャストとスタッフが一丸となり、ひとりをストーリーに上手くのせ、物語は進行していく。キャストはみんな、お互いにカラダを動かしながら頭をフル回転させ、ひとりのアドリブに対応。“キス我慢”特有のプロのお芝居に圧倒させられる。
かと思えば、大がかりな仕掛けへのリアクションなどに、思わず笑いがこぼれるシーンも。そうして進んでいくなかで、スタッフ、キャストだれもの想定外のキス我慢史上ありえない大事件がここで発生した。事態は、『キス我慢選手権』というゲームのルールにのっとるのであれば、本来ならば撮影を終了しなければいけない状況に。思わずスタッフからもどよめきが起きたが、それでもだれも撮影を止めようとしない。物語も続いていく。
直前に起きた想定外の事態への対応のため、急遽、監督からこのあとのラストシーンの内容に変更が入る。ここまで頼りにしてきた台本は一切あてにできない。キャスト、スタッフ一同全員手探りのなか、ラストシーンに臨むことになった。本来の台本では、物語の終焉に向け、謎の組織の正体やねらい、超能力の意味などが明らかになり、この物語に込められたメッセージが力強く放たれる。
はずが……やっぱりひとりは、だれも予想できなかったとんでもないアドリブをぶちこむ。それはある意味、ファンの期待通りでもあるが。先ほどの緊急事態、そしてそこからの展開さえも、二度と撮り直しがきかない、ひとりのアドリブで物語を紡いでいく“キス我慢”ならではのおもしろさであり、この非予定調和のドキュメント性こそがこの企画をやる意義だろう。果たしてそのシーンは、キス我慢史上に残る最大の名シーンとなった。
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http://news.livedoor.com/article/detail/9352717/
─情報元: オリコンサイト様─
独占掲載カットも!“キス我慢 THE MOVIE2”撮影現場フォト
今作は、高校が舞台。スポーツも勉強もできるスーパー転校生の省吾(ひとり)が、超能力を持つ女子高生(上原)と、彼女を思い通りに操ろうとする仮面の男との争いのなかで翻弄されるところから物語が始まる。いきなりの謎につつまれたオープニングから、時世を超えるタイムトラベルを介する物語であることが次第にわかってくる。高校生活のなかで潜在能力が覚醒され、自らも超能力者であることを悟る省吾が、時間を超えて荒廃した世界で目覚めたとき、最後の戦いが迫ってくる――。
撮影は、通常の映画とはまったく異なる特殊な状況で行われる。主演のひとり以外のキャストには台本のセリフがあり、物語の構成もしっかりと設定されているが、ドラマはひとりのアドリブによって進行し、ときに思いもよらぬ方向へ脱線することもしばしば。撮り直しの効かない一発本番の撮影ゆえに、カメラ、音声、照明など技術のセッティングが作品のできを左右する重要なファクターとなる。そのため、あらゆる事態を想定した調整と、ひとり以外のキャストによる入念なリハーサルとテスト撮影が、時間をかけて行われる。
今回、撮影現場に密着したのは、クライマックスとなる、荒廃した学校でのラストシーン。撮影は関東近郊の廃工場のワンフロアで行われた。そこに廃墟となった教室のセットが組まれ、十数台のカメラがセットを取り囲む。そして、爆破シーン用の火薬がセットされると、台本の流れにそってカメラワークの確認が進む。ひとりの動きにあわせて一発勝負の芝居をとりこぼしなく押さえなくてはならないうえ、それぞれ動き回るカメラに他のカメラが映り込むことは許されない。そうした技術チームによるセッティングが終わると、ひとりの代役と共演のキャスト陣が入って、いろいろなリアクションのパターンを想定したリハーサルが重ねられた。
すべての準備が整うと、いよいよひとりがセットに連れてこられて本番がスタート。このシーンでは、仲間を救うために敵地に乗り込んだひとりが、敵と対決する。セリフの少ない、激しいアクションがメインだったが、すべてのキャストとスタッフが一丸となり、ひとりをストーリーに上手くのせ、物語は進行していく。キャストはみんな、お互いにカラダを動かしながら頭をフル回転させ、ひとりのアドリブに対応。“キス我慢”特有のプロのお芝居に圧倒させられる。
かと思えば、大がかりな仕掛けへのリアクションなどに、思わず笑いがこぼれるシーンも。そうして進んでいくなかで、スタッフ、キャストだれもの想定外のキス我慢史上ありえない大事件がここで発生した。事態は、『キス我慢選手権』というゲームのルールにのっとるのであれば、本来ならば撮影を終了しなければいけない状況に。思わずスタッフからもどよめきが起きたが、それでもだれも撮影を止めようとしない。物語も続いていく。
直前に起きた想定外の事態への対応のため、急遽、監督からこのあとのラストシーンの内容に変更が入る。ここまで頼りにしてきた台本は一切あてにできない。キャスト、スタッフ一同全員手探りのなか、ラストシーンに臨むことになった。本来の台本では、物語の終焉に向け、謎の組織の正体やねらい、超能力の意味などが明らかになり、この物語に込められたメッセージが力強く放たれる。
はずが……やっぱりひとりは、だれも予想できなかったとんでもないアドリブをぶちこむ。それはある意味、ファンの期待通りでもあるが。先ほどの緊急事態、そしてそこからの展開さえも、二度と撮り直しがきかない、ひとりのアドリブで物語を紡いでいく“キス我慢”ならではのおもしろさであり、この非予定調和のドキュメント性こそがこの企画をやる意義だろう。果たしてそのシーンは、キス我慢史上に残る最大の名シーンとなった。
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http://news.livedoor.com/article/detail/9352717/
─情報元: オリコンサイト様─