2016年2月9日火曜日

和田アキ子の物まね芸人・吉村明宏、『しくじり先生』登場も…誰?

 歌手・和田アキ子の物まねでブレークし、人気番組『アッコにおまかせ!』(TBS)では13年間にわたってレギュラー出演していたタレントの吉村明宏(58)が、8日放送のテレビ朝日系『しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間スペシャル』(後8:00~9:54)に、しくじり先生として出演することがわかった。

 収録では、「ハ~ヒフ~ヘホ~~!!」と、かつて一世を風靡したギャグを放ちながら教室に現れた吉村だったが、多くの生徒がきょとんとした反応。それくらい芸能界から消えていたという現実を突きつけられた吉村は意気消沈の中、授業はスタートした。

 『アッコにおまかせ!』に出演時、リポートを担当した中継コーナーは大人気で、高視聴率を連発。その後、自らの冠番組を持つまでに上り詰め、最高月収は1000万円にものぼったと明かす。しかし、同番組を降板したとたん仕事が激減し、11本あったレギュラー番組が、現在ゼロに。吉村は「和田アキ子のとなりにいただけで自分までエライと勘違いして威張ってしまったから」と反省し、自分は「アッコにおまかせしすぎちゃった、腰巾着芸人だった」と振り返る。

 授業では、自らの芸能人生を振り返りながら、どのようにして腰巾着芸人になっていったのか、その5つのステップを説明。18歳でデビューし、鳴かず飛ばずの10年間を経て、『アッコにおまかせ!』中継リポーターに抜てきされた時は「このチャンスにすべてをかけよう!」と捨て身で挑んだという。

 しかし、アッコのおかげで人気を得たにもかかわらず、自らの才能だけで売れっ子になったと勘違いした吉村がたどった、悲しすぎる末路も激白。低迷し、仕事がない現実から目を背ける父に失望したのか、「2人の娘が現在、父親が吉村明宏だということを学校で隠している」という衝撃の事実を、涙ながらに明かす。 また、当時はその言葉の真意がわからなかったという、和田から贈られたありがたいメッセージも披露しながら、“自分の力で偉くなったと勘違いして虎の威を借る狐にならないための授業”を展開。自身の再出発に向けた決意も表明する。

 また、もう一人のしくじり先生として、元人気力士・貴闘力はギャンブル依存症になり、5億円を失ってしまったばかりか、相撲協会を去るハメになってしまった経緯を告白。ギャンブルに没頭しすぎた挙げ句に陥った借金地獄や、ギャンブル依存から立ち直ろうとして味わった恐怖の禁断症状を打ち明け、何かに依存しがちな現代人に向けて渾身のアドバイスを送る。

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─情報元:オリコン サイト様─