ふと芸能ニュースを見ていると、某大手事務所が看板女優のイベントに取材がたくさんくるよう、事務所内の若手女優に枕営業をさせたという記事が出ていました。大手事務所でもこんなことさせるんだなぁ~なんて思いつつも、昔似たような話があったのを思い出しました。
「そこそこかわいい子で、特攻隊できる子いませんか?」
「DVD出せそうなレベルの、キャバ嬢とか風俗嬢いない? タレント志望じゃなくていいから」
芸能事務所の中には、所属タレントの間にヒエラルキーが存在するところもあります。事務所でプッシュしている子、社長のお気に入り、個々のマネジャーが売りたい子もいれば、とりあえず所属だけさせてみた子だったり、売れたらラッキーレベルの子、使い物になるうちだけ使いたい子もいます。当然、事務所がプッシュする女の子の仕事は厳選され、使い捨てレベルの子はなんでもやらされます。
例えば、事務所プッシュの一番売りたい子をA子としましょう。会食や顔合わせにはA子を呼び、いろんな人に「A子を使ってください!」と売り込みます。ですが、その後、俗に言う枕営業をするのはA子ではなく、同じ事務所内でヒラエルキーが下になるB子やC子なんです。その枕要員を特攻隊といいます。売りたいA子ではなく、別の子を抱かせる代わりに、A子に仕事をくださいというわけなんです。
そして、なぜ特攻隊をさせる子を芸能志望者以外からも探すかというと、モメないためです。「売れるためには、枕営業でもなんでもします!」というスタンスの子は、決して少なくはなく、仕事をくれそうな人には自ら望んで抱かれに行く子もいます。ですが、せっかく抱かれたのにその子に仕事がこなかったら、事務所内で不和が生じます。その点、あらかじめ特攻要員としてスカウトしていた芸能志望ではない子を送り込んでいたのだとしたら、そこでモメることはありません。その子には、バイトで稼げる以上の謝礼を支払っておくというわけです。
「顔見せに来た子と違う子がホテルで待ってたから、残念だったよ~」なんて話はスタッフさんから何回か聞いたことがあります(苦笑)。特攻隊とはいえど、かわいい子ばかりで、だいたい皆さん、頂いてしまうようです。こうしたことから、この特攻隊を抱える芸能事務所は強いといわれています。
「芸能でブレークするのは、針の穴を通すような確率で、まともにやっていたら難しいんだよ。でも、特攻隊がいればそこで得意先との付き合いは密になって、売り出したい子に、より多くのチャンスが巡ってくる。その子がブレークしたら莫大なお金が入ってくる世界だから、仮に特攻隊の子にバイト以上の金を支払っても元は十分に取れるんだよ」
と、前出の関係者は言っていました。
ひょっとしたら、今、テレビでブレークしているあのタレントも、誰かの犠牲の上にのし上がってきたのかもしれません。
ちなみに、「誰か、仕事の少ない私の代わりに特攻隊に行ってくれないかなぁ……」とつぶやいたら、「特攻隊の子のほうが、だいたい吉沢さんよりかわいいよ!」と笑われました(泣)。
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─情報元:日刊サイゾーサイト様─