不況が続き、給与が上がらないばかりか、下がってしまう昨今、本業以外に副収入を求めるのはしごく当たり前のこと。そんな中、小額から参加できるFXの人気はかなり高まっているようだ。
特に9月15日に政府・日銀が円高対策として市場介入の発表をしたことで、FXへの注目は加熱した。同日、東京金融取引所の取引所FX「くりっく365」では取引数量が前日比2.1倍に増加、大和証券や岡三オンライン証券では売買代金が2倍〜3倍にまで膨らんだという。
実際の取引市場では、政府・日銀の「円を売って、ドルを買う」施策で円安ドル高がおきるという見方が強まり、多くの投資家がドルを購入したようで、為替相場も発表当日には円が急落している。現在、FX市場には政府・日銀の政策というかなり分かりやすい指標ができたと言えるのかもしれない。
また、今年8月からレバレッジ(元金の何倍もの金額を取引できる機能。今年から50倍までとなった)が規制されたことで、FXは小額から始められる上に手軽でリスクも低い、初心者向けの金融商品として認識され始めているようだ。
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─情報元：TREND通信サイト様─
