日本は天然資源に乏しい国、というイメージが強い。しかしそんな日本にも、世界有数の生産量を誇る資源がある。建築材料になる石灰石などが有名だが、実はヨウ素もそのひとつ。これは原発事故で有名になった放射性ヨウ素(ヨウ素139)ではなく、自然界にもともとあるヨウ素127のこと。甲状腺ホルモンの成分で、人間にとって必須ミネラルのひとつであり、「ヨード」の名でも知られる。ヨードを製造する関東天然瓦斯開発によると、液晶、レントゲンの造影剤、殺菌・防カビ剤、医薬品などにも利用されているそう。日本の生産量は世界2位で、貴重な輸出資源でもあるという。
資源小国ニッポンの挑戦
「日本のヨウ素は、主に千葉県の地下1000m辺りの地層水のなかにメタンガスと一緒に含まれています。地層水の汲み上げで地盤沈下が起きないよう年間採取量を制限しているため、埋蔵量はこの先何百年分もあります」(独立行政法人産業技術総合研究所・金子信行氏)
ヨウ素の供給は今後も安泰のようだが、ほかに今後日本で新たな地下資源が見つかる可能性は?
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