コンサルタントの仕事をしていると、さまざまな企業を訪問し、経営幹部や管理職の人たちと会う。彼らの経歴を見てみると、若くして抜てきされているケースが目立つが、ビジネスパーソンが昇進する平均年齢はどのくらいなのだろうか。
労務行政研究所の調べによると、大卒で入社した社員が役職者に昇進する平均年齢は、係長で32.7歳、課長で39.4歳、部長で47.0歳。コンサルタントが接する企業の幹部は、この平均値よりもかなり早いタイミングで昇進し、活躍している人が多い。いわば社内“エリート”なわけだが、彼らに共通する点はあるのだろうか。
出世※するにはいくつかの共通点がある。例えば「コミュニケーション能力が高い」「思考力が優れている」などが挙げられるが、先天的な能力をマネするのは難しい。今回は誰でもマネできる「考え方」についてお伝えしていきたい。
※「出世」という言葉は「世に出て、高い地位につく」という意味合いが強いのですが、本コラムでは「会社における地位が上がる」といった意味合いで使用しています。
ハイペースで出世する人に共通する考え方は「常にひとつ上の役職視点で仕事をしている」ということである。例えば、課長であれば部長の視点で仕事をする、部長であれば役員の視点で仕事をするということである。
一方、出世のスピードが遅い人はどうしても自分の役職に基づいた視点だけで物事を捉えがち。ハイペースで出世する人はそういった制約をなくし、発想や問題解決のヒントを得ているのだ。
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─情報元:Business Media 誠サイト様─