2011年12月31日土曜日

スマホでも“iモード”サービス利用できる



 スマートフォンに対する従来型の携帯電話利用者でも、メールのやり取りや天気予報やニュースの閲覧はしているはずだ。たとえばドコモユーザーなら、iモードでそれを行っているだろう。
 iモードのネットワークからインターネットに出て行くことはできるが、インターネットからiモードのネットワークに入ることはできない。いわば、ドコモという建物の中に用意された中庭のような存在だ。厳重に囲われているので安全だし、その中で提供される情報サービスはすべてドコモ公認で、悪意のある業者は排除されている。
 さらに、有料サービスの料金はドコモが電話料金と一緒に徴収する。業者は面倒な課金の仕組みを作る必要がないうえ取りっぱぐれもない。利用者にとっても、クレジットカード番号を登録する面倒なしに決済できる利便性がある。ところが、グローバルなシステムであるスマートフォンは、このiモードには当然ながら対応していない。
 そこでドコモはiモードとは別に、スマートフォン用の「spモード」と呼ばれるネットワークを用意した。もうひとつの中庭を用意したようなものだ。だが、その整備は遅れ、iモードで慣れ親しんだサービスをspモードでは利用できない時期が続いていた。それが、従来型携帯電話のユーザーがスマートフォンに移行するときの障壁にもなっていた。
 この秋から、ドコモはスマートフォン用の「dメニュー」というサービスを始め、そのためのアプリを同社のスマートフォン向けに提供し始めた。同時に、これまでiモードでサービスを提供してきた業者らに対応を迫り、多くのコンテンツをspモード経由で利用できるようにした。

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http://news.livedoor.com/article/detail/6149069/
─情報元:(ZAKZAK(夕刊フジ))サイト様─