世の中にない商品で人々を感動させよう――。ソニー社内で脈々と受け継がれてきた開拓者精神。そのスピリットが、また新たな商品を生み出した。あるようでなかった「デジタル録画双眼鏡」。きっかけは子供の運動会だった。
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2008年秋。ソニーで業務用ビデオカメラのマーケティングを担当する西村成志氏(マーケティング部門 B&I MK課 統括課長)は、運動会で我が子が活躍する姿を映像に残すべく、家庭用ビデオカメラ片手に校庭を走り回っていた。
その時、ほかの多くの親たちと同様に、カメラの横に開いたモニターをのぞき込みながら、「運動会といえばいつもモニター越し。本当はじっくりと自分の目線で子供の活躍を観戦したい。双眼鏡型のビデオカメラでもあればいいんだが……」。
その瞬間、西村氏は閃いた。「見た通りの映像がそのまま残せれば、魅力的な商品になるのではないか。目指すのは双眼鏡と融合したビデオカメラだ!」。
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http://news.livedoor.com/article/detail/6222577/
─情報元:NEWSポストセブンサイト様─
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2008年秋。ソニーで業務用ビデオカメラのマーケティングを担当する西村成志氏(マーケティング部門 B&I MK課 統括課長)は、運動会で我が子が活躍する姿を映像に残すべく、家庭用ビデオカメラ片手に校庭を走り回っていた。
その時、ほかの多くの親たちと同様に、カメラの横に開いたモニターをのぞき込みながら、「運動会といえばいつもモニター越し。本当はじっくりと自分の目線で子供の活躍を観戦したい。双眼鏡型のビデオカメラでもあればいいんだが……」。
その瞬間、西村氏は閃いた。「見た通りの映像がそのまま残せれば、魅力的な商品になるのではないか。目指すのは双眼鏡と融合したビデオカメラだ!」。
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