2013年1月11日金曜日

水の中で指がしわしわになる現象は「進化上の利点」であることが判明(英研究)




 お風呂に入ったとき、あるいはずっと水に手を浸していた状態の後、指がしわしわになるのにはわけがあった。これは、水面下の物体をしっかりとつかみ取りやすくするための進化上の利点だったとする研究が9日、発表された。

 長らく、指がしわしわになる現象は指先の皮膚の外側部分が膨張するためだと考えられてきた。だが近年の研究では、浸水に対する神経系の反応であることが分かっていたが、その目的については謎のままだった。


 英ニューカッスル大学神経科学研究所の研究チームは、しわしわの持つ利便性について試験するため、指がしわしわになった状態のグループとそうでないグループに濡れた物体をつまんでもらう実験を行った。

 親指と人差し指だけを使い、容器内の濡れたガラス玉と魚釣り用の鉛を別の容器に移し替えるという実験が行われた。その結果、指をぬるま湯に30分間浸していたグループの方が、はるかに速く作業を行うことが出来た。

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http://karapaia.livedoor.biz/archives/52114370.html
─情報元:カラパイアサイト様─