今年も寒い季節がやって来ましたね。皆さんは風邪などひいていませんか?風邪を代表とする感染症予防には「うがい」と「手洗い」が重要なのは誰もが理解していると思いますが、正しい知識を持っている人は少ないのではないでしょうか。
手洗いは石鹸や消毒液をつけて丁寧に洗えば、ほとんどの人で遜色ない結果が得られるでしょう。しかし、うがいについてはどうも違うようです。効果的なうがいを考えてみましょう。
うがいに使用するうがい液は何を使っていますか?
うがいを行う時に使用するうがい液ですが、皆さんは何を使用していますか?昔はうがいと言えば「塩水」が定番で、一つまみ塩をコップに入れてうがいをしたものです。
最近では様々な商品も出ており、何が良いのかも迷ってしまいそうですね。そこでうがい液を比較してみました。
1.水
一番ポピュラーな水ですが、実は効果は高いことが判明しています。水でうがいを一日に数回行うことで、風邪に感染する確率が4割程度減少するそうです。ドクターによっても、うがい薬よりも水うがいを推奨する場合があり、効果は思ったよりも高そうです。
水なのでちょっと安心感はないかもしれませんが、十分用途には使用できそうです。
2.塩水
塩には殺菌作用があることは有名であり、昔から塩蔵品などの保存食料に使用されていました。このことからうがいにも効果的と考えられているようです。
確かに喉に炎症がある場合などに塩水でうがいをすると、痛みを感じることがあるので殺菌されているように感じますが、痛めている可能性もあります。
塩の効果によって殺菌は可能なようですが、喉を痛める可能性もあるのでちょっと注意して使用して下さい。
3.うがい薬
最近、ドラッグストアーなどで良く見かけるうがい薬ですが、昔からあるのがヨード系のうがい薬だと思います。うがい薬の利点はしっかりとした除菌作用にありますが、問題点も多く指摘されています。
特に気になる問題点は日常的な使用によるもので、特に風邪をひいていないにも関わらず、うがい薬を使用することで起こるのです。人間の喉には喉を保護する菌が常駐しており、その菌を死滅させることで風邪菌が入りやすくなるというのです。
実際に水でうがいをしているグループと、うがい薬を使用しているグループとでは、水うがいのグループの方が風邪にかかりにくいことが発表されています。
うがい薬は喉に炎症が起きた後にドクターの指示で使用した方が良さそうですね。
4.紅茶
お茶には植物由来の殺菌効果があるカテキンが多く含まれており、特に紅茶には日本茶よりも多い量が含まれています。紅茶でうがいをすることは殺菌効果が期待されるので、簡単にできる方法だと思います。
紅茶は一度使用した出涸らし紅茶でも問題はないので、一度使用したティーバッグをうがい用にお湯に暫く浸けて使用して下さい。紅茶うがいはインフルエンザにも効果があるとされており、喉を痛めにくいことも良いですね。
5.オリーブオイル
これは個人的にオススメなのですが、エクストラバージンオリーブオイルを水に数滴垂らしてうがいを行います。私は喉が乾燥しがちで、喉風邪が多く毎年困っていました。このオリーブオイルうがいを行うことで、喉の乾燥が防げ風邪予防にも良いように感じています。
特に喉が乾燥しやすい就寝前に使用することで、夜間の乾燥が防げて効果が高いと実感しています。喉の炎症に悩まされている人には、ぜひ試してもらいたいですね。
うがい液にも色々ありますが、私の感想では風邪菌に感染していない状態で日常的にうがい薬を使用するのは、ちょっと問題があるように感じています。日常的なうがいは水で十分なのかも知れませんね。
私のように喉の弱い人にはオリーブオイルなどを足すことも効果的だと思います。皆さんにあったうがい薬を見つけて下さい。
http://health-to-you.jp/cold/osusumenougaieki9883/
─情報元:健康生活サイト様─