脳卒中の前兆としては、頭痛や吐き気が有名ですよね。でも脳卒中の前兆は、頭痛や吐き気だけではありません。実は意外に知られていない前兆も存在します。そこで今回は、知られざる脳卒中の前兆をまとめてご紹介します。
脳卒中の前兆一覧!
1つ目の頭痛や吐き気以外の脳卒中の前兆は、「ろれつが回らなくなる」という事です。ろれつが回らないとは、上手く話せなくなる事です。これは口の周りの筋肉が麻痺したり、舌の筋肉が麻痺したりする事で起こります。もしも急にろれつが回らなくなってしまった場合、脳卒中の疑いがありますので、一刻も早く病院にかかって下さい。
2つ目は、「言語障害」です。人の話が理解できなくなったり、ご自身が言葉を発しようとしても声が出ない場合なども、脳卒中の前兆である可能性が疑われます。このような言語障害が出る場合は、脳卒中の前兆でないケースでも治療が必要となります。ですから早めに医療機関で受診して下さい。
3つ目は、「耳鳴り」です。ただ、脳卒中の前兆として起こる耳鳴りには、特徴があると言われています。では、どのような特徴を有しているのでしょうか?
それは、一般的に起こる耳鳴りと比較すると、かなり大きな音がするという事です。また、脈拍と同じようなリズムを刻む事も多いようです。お心当たりのある方は、一度病院で診察を受けた方が安心ですよ。
4つ目は、「物の見え方が変わる事」です。具体的には、物が二重に見えたり、視野が欠けたり、片目だけ真っ暗になったりなどです。こういった症状はかなり危険で、脳卒中の前兆である可能性が高いです。
また、一時的に見えにくくなって、翌日元通りになった場合でも、放っておく事は危険です。眼科はもちろんですが、脳神経外科などを受診して、脳卒中の検査を受ける事をお勧めします。
5つ目は、「体の麻痺」です。体の半分や片手など、しびれる場所は人それぞれですが、脳卒中の前兆に体の麻痺があります。原因不明に体がしびれて麻痺した状態に陥った場合、一刻も早く医療機関に行く必要があります。場合によっては救急車を手配して、速やか治療を受けて下さい。
このように、脳卒中の前兆は、頭痛や吐き気だけではなく、様々な症状があるのです。もしもこういった前兆が一時的であったとしても、念のために必ず医療機関を受診して下さい。
脳卒中は後遺症リスクが高いだけでなく、死に至るケースもあります。ただ、早期発見する事で命を失うリスクや後遺症のリスクを軽減させる事が出来ますよ!
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─情報元:健康生活サイト様─