この世には様々な恐怖症が存在する。恐怖症はたいてい、トラウマになりそうなほど怖い究極の出来事を体験したり、遺伝など内面的な要因と結びついた結果起こるという。恐怖症に悩まされる人たちは、その対象に対して理不尽な恐怖を覚え、呼吸が速くなったり、心臓の鼓動が不規則になったり、息切れ、発汗、吐き気という身体的な影響が実際に出ている。
その恐怖対象は日常のいたるところに存在し多種多様にわたる。そこには一般的には考えられないようなものすら存在しているのである。とは言え当事者にとっては恐怖以外の何物でもない、えっ?っと驚く10の恐怖症を見てみることにしよう。
みんなはこの項目の中で当てはまるものはあったかな?
10.ニンニク恐怖症(Alliumphobia)
ニンニクを異常に恐れる恐怖症。食べるのはもちろん、見たりにおいを嗅いだだけでもアウト。人間以外では、吸血鬼や蚊がニンニク恐怖症だろう。ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』の中で、エイブラハム・ヴァン・ヘルシング教授は、ニンニクを部屋にたきこめて、邪悪な霊を撃退しようとした。
ニンニクをたくさん食べた人の呼気やにおいは、蚊を追い払うと言われているので、ガーリックスプレーは、効果的な蚊よけとして使われるようになるかもしれない。
9.学校恐怖症(Didaskaleinophobia)
文字通り学校に嫌悪感を覚える恐怖症。5%くらいの人がこの恐怖症に苦しんでいるという。失読症や注意欠陥過活動性障害(ADHD)などで授業についていけないことや、勉強のプレッシャー、いじめやいやがらせ、仲間外れにされた体験などが原因かもしれない。
8.義理の親恐怖症(Soceraphobia)
義理の父母とつきあわなくてはならないことを考えると、不安や恐怖を覚える症状。アメリカでは驚くほど多くの新婚夫婦が、この恐怖症を克服するためにセラピーを必要としている。
7.ひげ恐怖症(Pogonophobia)
pogonoとはギリシャ語でひげのこと。ぼさぼさで、非衛生的で、野蛮な感じのする男性のひげを拒絶する症状。
6.良い知らせ恐怖症(Euphobia)
人はたいてい良い知らせを歓迎し、悪い知らせを嫌がるものだが、どういうわけか良いニュースに恐怖を覚える人たちがいる。原因は良い知らせはフラグであり、この後にとてつもない悪いことが起きるという不信感かもしれない。この症状のある人は、ネガティブで悲観的な感覚の中に自らわざわざ入り込む自虐的な傾向がある。セラピーで自信や楽観主義的な考えを促進することで治療可能だ。
...続きはこちら >>
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52160089.html
─情報元:カラパイアサイト様─