ユニクロの柳井社長がぶっちぎりでナンバーワンだ。
なんでこんなぶっちぎるのか。
その理由の大きな要因に、チラシがある。
ユニクロの柳井社長がいまでも店舗のチラシ作りに関わってるのは有名な話だ。
ユニクロが業績を上げているのは、実はこのチラシが大きな役割をもっている。
来店のほとんどがチラシからだからだ。
「チラシはお客様へのラブレター」とチラシの重要性を語っているが、
まあ小売だからチラシやるだろうね、集客のために、、、
という程度で捉えてはいけない。
なぜ、柳井社長自らチラシ作りに携わるのか?
普通だったら、部下にまかせてもいいんじゃないか、なんて思うだろう。
ユニクロのチラシをみていると、社長が携わらずをえない部分が垣間見れるのだ。
まずは、ユニクロのチラシをよく見てみよう。
■人気商品を安く!で訴求
ヒートテック、シルキードライなど人気商品を大きく扱うことで、来店を促進することができるのはお分かりだろう。
しかし、考えてみてほしいのだが、人気商品ってなんだ?ってことだ。
誰が、「人気商品」っていうのかということだ。
ユニクロが商品の人気ランキングや売上別に指標を出しているわけではない。
ただ、ユニクロが言ってるだけだ。
もちろん、中にはフリースやヒートテックなどのヒット商品があるのもわかるが、
それに紛れて、CMなどで頻繁に目にする商品も、「人気商品」ぽく映らないだろうか?
そういう人気商品も安くアピールすることができるので、消費者からみたらお買い得感が半端ない。
CMやWEBなどを外部のクリエイターの佐藤可士和さんにやらせているのも、
ユニクロの商品を誰が見てもよく見えるように、いいイメージが着くように、ってところだけ依頼しているのだ。
ぶっちゃけ、ユニクロにいって見てもらいたいのだが、正直、そこまでスゴイ商品なんかない。
でも、CMをやることで、なんか素敵な商品に感じないだろうか?
このように価値をガンガンに高めて、そんな人気商品を安く!というのは、来店を促進させるとんでもないオファーになるのだ。
ちなみに、佐藤可士和氏のプロモーションビデオをご覧頂きたい。
ユニクロ MOVIE 「UNIQLO INNOVATION PROJECT」
ベタベタのチラシの商品が掲載されているわけだが、見た後にチラシをみると、めちゃくちゃお得感を感じないだろうか?
これこそ、ユニクロのマーケティングテクニックであり、イメージ広告とダイレクト・レスポンス・マーケティングの絶妙たる組み合わせの数少ない好例である。
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─情報元:アナーキーマーケティング | Anarchy Marketing サイト様─