出産するときに痛いというのは皆さんご存知でしょう。自然分娩を体験していない私ですが、一応陣痛を経験したことがあるので陣痛の痛みを知っていますし、帝王切開の痛みも知っています。そして帝王切開は3回も経験していますので、この痛みに関しては詳しくわかります。
帝王切開は、緊急で帝王切開になる場合と、事前に「帝王切開で出産します」と予定されている場合に分かれているのですが、この2つを比べただけでも麻酔のやり方も違ったり痛みの感じ方も異なるように思えます。
なぜか、麻酔をする帝王切開でも痛い!と言われています。果たしてどのくらいの痛みで、どうしたら耐えられるのかをご紹介したいと思います。
帝王切開の麻酔の種類
先ほどちらっと書きましたが、帝王切開の麻酔には種類があります。
私は一番初めの子を緊急帝王切開で出産したので、産婦人科の先生が腰に麻酔をしてくれたのですが、今まで痛かった陣痛が遠のいて極楽気分だったことを覚えています。
つまり私の場合は最初からお腹が物凄く痛い状態だったので、帝王切開の部分麻酔がほとんど痛くなかったという特殊なパターンだったということになります。
しかし2人目以降は事前から帝王切開と決まっていたので、麻酔科の医師が麻酔の量と私の状態を見ながらコントロールしてくれるものでした。硬膜外麻酔と呼ばれるもので、背中に管を通し、術後数日はそのままです。
でもおかげで術後の痛みはかなり軽減されたと思います。
痛みに耐えるコツとは
初めての子のときの麻酔は、脊髄麻酔と呼ばれているものです。こちらは、当然手術中の痛みをなくしてもらえるものなのですが、術後に動くようになるともう効き目がありません。
今から10年以上前のことなので、当時は痛いと感じたらとにかく座薬で!と言われていました。確かに座薬は効き目が強いのが特徴です。でもやっぱり痛いのも事実。私の後に帝王切開したママは、産後3日くらいほぼ寝たきりでした。
私は動いたほうが子宮に良いということ、母子別室だったので私が動かないと我が子には会えないということもあり、座薬を使用限度ギリギリまで使って乗り切りました。
コツは痛みを感じ始めたら我慢しないことです。頭痛などの痛みと同じように、一度本格的に痛みを感じたら効きが良くないので「痛みそう」という段階で痛み止めをお願いすることです。
痛みはどんなときに起きる?
痛みはどんなときに起こるのでしょうか。私の場合はベッドから起き上がるとき、歩いたときに一番感じました。
ですから歩くときはお腹をひっこめて傷をかばうようにしたり、第二子以降は点滴をつけている期間もあったので、点滴につかまって上手にお腹をカバーして歩くように心がけました。起き上がるときは腹筋を使うので痛いのは当然です。
妊娠中と同じように、ひとまず横を向いて起き上がるようにするといいでしょう。その際もベッドの横の手すりを使ってゆっくりと起き上がるとより負担がかからないので痛みを感じにくくなります。
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─情報元:MARCH(マーチ)サイト様─